見出し画像

スマブラステージ【BC.65999980.うみがめ】

孵化したばかりのウミガメを描いたスマブラステージです。

 亀は背中に甲羅を持った爬虫類で、三畳紀(2億1000万年前)頃には存在していました。

 硬い甲羅は外敵から身を守るとともに、岩などに擬態する効果があり、甲羅を作るために、肋骨が大きく広がった独特の骨格を持っています。
 生まれたばかりの甲羅は柔らかく、成長するとともに、大きくて硬い鱗が張られることで形成されます。

 白亜紀(1億1000万年前)には、脚はオール状で、甲羅が平たく水の抵抗を減らすなど、水中の生活に適応したウミガメが現れました。


・ギミック1 亀が歩く

ウミガメの幼体が体を揺らしながら、地を這うように歩きます。


 ウミガメは一生のほとんどを海中ですごしますが、卵の状態で水中にいると窒息するので、砂浜で孵化して海へと向かう習性をもちます。

 ウミガメは歩くのに適した体ではなく、転んで身動きが取れなくなったり他の動物に食べられたり、この地を這う時が生涯で最も死にやすい時期であり、親亀も海に帰れず命を落とすことがあります。

・ギミック2 波が動く

「ステージづくり」の風パーツで、波打ち際にいるとファイターが流されるギミックを搭載しています。


 6600万年前の地球は、巨大隕石の落下で膨大な煤が舞い上がり、太陽光が遮断されたことで数十年の間大幅に寒冷化し、隕石落下による海の酸性化などもあって大量絶滅が起こりました。

 この大変動で、白亜紀に繁栄していたウミガメのほとんどは絶滅しましたが、少数は生き残り、現在では7種のウミガメが生存しています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?