![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/132046009/rectangle_large_type_2_3cde6bb8ebad01ce5f5958cb74d79c62.jpeg?width=1200)
スマブラステージ【AD.1941.ビリヤード台】
スマブラステージ
— スマブラステージ博物館 (@rurotamiphyli) February 29, 2024
【AD.1941.ビリヤード台 Billiard Table】
ビリヤード台の穴の内部で、球が転がるギミックを楽しめるスマブラステージです。#スマブラ #smashbros #ビリヤード台 #ビリヤードボール pic.twitter.com/8CwcD45Bpa
ビリヤード台を舞台にしたスマブラステージです。
ボール(手球)がキュー(棒)で押し出されて、ポケット(穴)に落下し、中のレールを転がります。落下するボールに巻き込まれて場外に転落しないよう、注意が必要です。
![](https://assets.st-note.com/img/1709034506427-LE1x6LqPJd.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1709034554064-yMheKvdj7R.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1709034795824-cycWck59zf.jpg?width=1200)
ビリヤードは、手球(キューボール)をキュー(棒)で突いて、的球(カラーボール)にぶつける競技です。
古代から存在した、球を棒で飛ばす屋外競技が、室内のテーブルで遊べるようにアレンジされて、15世紀頃に現在のビリヤードの原型ができたと考えられています。記録に残る最古のビリヤード台は、1469年にフランス国王ルイ11世に献上されたものとなっています。
中世フランスで遊ばれたビリヤードは、穴がないテーブルで、手球を一度のショットで2つ以上の的球に当てると得点が加算される、キャロムビリヤードと呼ばれる物でした。
18世紀に、テーブルに設けた穴(ポケット)に的球を落として点数を得る、ポケットビリヤードが確立され、庶民の間に浸透、ビリヤード場はもちろん、個人邸宅や居酒屋などでも遊ばれるようになり、特に19世紀のアメリカで大流行しました。
ポケットビリヤード用テーブルの穴にはネットが貼られて、落ちたボールを回収していました。20世紀前半にテーブルの内部にレールを設けて、ボールをリターンボックスに集めることができるテーブルが作られます。
![](https://assets.st-note.com/img/1709184377836-NJuhfiBWkK.jpg?width=1200)
日本のビリヤードは、はじめは江戸時代の外国人居留区に持ち込まれたもので、明治時代に上流階級の社交スポーツとなり、大正期の1912年ごろから大衆への普及が進み、1937~1938年(昭和12~13年)には、日本全国で2万軒のビリヤード場が運営されるまでになりました。太平洋戦争(1941~1945年)の影響で、一時下火になりつつも、戦後には占領軍によって復活していきました。
ビリヤード場や居酒屋では、ビリヤードによる賭博が盛んにおこなわれていました。
ビリヤード台に杭を打ち、特定の穴にボールを入れることで得点が加算されるルールのビリヤードが存在し、1777年にフランスのバガテル城にて、杭を打ったビリヤード台を傾けて、キューを右端に固定したバガテルビリヤードが生み出されたとされます。このバガテルビリヤードが元となって、ピンボールやパチンコが生み出されることになり、アミューズメント施設(ゲームセンター)の源流の一つとなりました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?