真剣な人に人は動かされる      僕のヒーローアカデミア【アニメ】

今日も一日お疲れさまです。

かきのきです!

最近嬉しかったことがありまして勝手にご報告です。

ありがたいことに前回投稿した記事の「人生の教科書!僕のヒーローアカデミア【アニメ】から学べる事」が、自分史上1番見られている記事になっていて感激しました。

ブログを書いて数ヶ月。

アニメから学ぶシリーズを書いている時が、1番充足しているなと感じます。

仕事終わりの帰りの電車や、暇な時間がある時に読んでもらい、読み手の方が少しでも元気になるようなブログを目指しています。

引き続き頑張りますのでよろしくお願いします。

前述が長くなりすいません。

今回のテーマは、「真剣な人に人は動かされる」です。

今、夢や目標をお持ちですか?

昔はあったけど今はね。

そんなもの忘れてしまったよ。

色々意見が聞こえてきそうですが、今回の記事では夢や目標を掴むことの大切さと重要性について、ヒロアカのストーリーを織り交ぜながら書いていこうと思います。

※わたしのブログはアニメの最新話までをみて考察しています。先の展開などがまだ分からない状態での考察となりますので、漫画などのネタバレ等はお控えいただけると幸いです。

※考察内容に主観を取り入れているため、不快に思われる方などがいましたら途中で読み進めるのを中断することをお勧めいたします。

※この考察は、【僕のヒーローアカデミア】をある程度知っているほうがお楽しみいただける内容となっています。予めご了承ください。


夢の第一歩!雄英高校入試編


緑谷出久、通称デクは無個性でした。

この世界では、個性すなわち超人のような能力がない人を無個性と言い現世界では非常に珍しい存在であったのです。

無個性の人間はヒーローになれない、、、

ヒーローになりたかったデクには厳しい現実。

ヒーローという将来の夢を半ば諦めかけていた時に憧れのオールマイトからこう言われます。

「君はヒーローになれる」

また更なるビッグプレゼント。
オールマイトの個性であり力の根源、ワンフォーオール(超パワーの個性)を譲りたいと言われたのです。

こんな夢のような展開はそうやすやすとあるものではないです。

このチャンスの考え方に関しては、前回のブログ【小さなチャンスを大きなチャンスへ僕のヒーローアカデミア【アニメ】】にて考察してるので是非見てみてほしいと思います。

話を中断してしまいましたが、この後デクはこの力(ワンフォーオール)を手にするべく10か月のトレーニングをします。ここも前回のブログで書いたので省きますね。すみません、、、

デクは夢のスタートラインに立つため日本一のヒーロー科がある雄英高校を受験します。

日本一の学校に行こうというのだから、周りは優秀な人ばかり。

つい最近個性を手に入れたばかりの自分が受かるのか、、、

そんな思いがデクの心をかすめるものの、彼は奮い立ちます。

あのオールマイトに認められた事実を思い出して。


実技試験


筆記試験の後、それぞれ大きな実技試験の会場に移動します。

そこは、グラウンドと称され作られた都市のような場所。

ここで仮想ヴィラン(ロボット)を倒してポイントを稼ぎ、その総得点数が試験結果に反映されるという仕組み。

ポイントはそれぞれのロボットに3p、2p、1p、0pのロボットがいます。

ん?0p!?

そうです。この0pが重要なんです。ご説明しますね。

言わずもがな、3p、2p、1pのロボットは倒しやすいサイズのロボットで倒せば単純にポイントが加算される仕組みです。

しかし0pは特殊で、倒しても何のポイントも入りません

それどころか3p、2p、1pのロボットより何十倍も大きく、例えるならエヴァンゲリオンやガンダムくらいの大きさです(あくまでイメージです。例え変ですいません)。

いわゆる厄災的な存在で、避けるべき対象として設定されたヴィラン(ロボット)です。

このルールは試験前に受験生に知らされます。

そして、会場入り口で試験開始の合図。

一斉に会場内に散らばる受験生。

皆、個性をすでに持ち使い慣れての実戦。

しかしデクは違います。

個性初心者で、使ったこともない。

そんな中でのいきなりの実戦。ふつうビビりますよね(笑)?

ある意味好青年でしかない主人公のデクに、「どんとこい!」みたいな勢いのある性格は期待できません。

失礼ながら、主人公向きの性格でもない。

そんな彼も、何とかポイントを取ろうともがきます。

皆が20p、34p、48pとポイントを重ねる中、デクは0p。

これが経験の差。厳しい現実はここでも彼に容赦のない牙をむけます。

そんな乱戦の中、何やら大きな地響きが、、、

そうです。0pのヴィランロボットがすぐ近くまで来たのです。

必死に逃げる受験生。

その中には、合格確定の生徒もいます。

ヒーロー志望の彼らも、得点につながらないヴィランロボットは戦うメリットがないため逃げます。

もちろんデクも、最初はあまりのでかさに恐怖し逃げます。しかし足が動かない。そんななか0pのヴィランロボットの下に人影が、、、

がれきに足を挟まれた受験生の女の子が、動けずにいたのです。

他の受験生も何人かはその事実に気づいていたものの、0pのヴィランロボットから逃げます。

この後デクはどう行動するのか、、、

とっさの行動がその人の本質


「圧倒的脅威。これを目の前にした人間の行動は正直さ」

この時制限時間は残り2分。

ここでポイントをとれず不合格になっては、憧れの人からもらった今までのものがすべて無駄になってしまう。

焦り逃げようとするデク。

しかしそんな中とある光景を目にしてしまいます。

逃げ惑う生徒の中、がれきに足が下敷きになり動けない女性の受験生。

0pのヴィランロボットを倒しても、ポイントにならないことを知り逃げ惑う受験生たち。

この時、デクはとっさに彼女のもとへ走ります。

そして、超ジャンプ。

ここで主人公らしさがいきなり発揮されるデク。

そうです。0pのヴィランロボットに唯一立ち向かいにいったのです。

他の受験生もびっくりするこの行動。

さっきまでデクがあたふたしているのを見ていたからです。

彼はワンフォーオールという個性の使い方のみ、オールマイトに教わっていたためその要領を思い出し実践します。

尻の穴ぐっと引き締めて、心の中でこう叫べ。

そして右手に力を籠めこう叫びパンチを放ちます。

「スマーッシュ!!!」

運命の分かれ道


デクの放ったこぶしは、大型ロボットヴィラン(0p)の顔面を殴ります。

後ろに倒れる大型のロボットヴィラン。

このおかげで、がれきに足を挟まれた女の子は潰されることなく危機を脱します。

試練を脱したかに見えたデク。

しかしここで更なる試練が、、、

あまりに高く飛びすぎたため (推測では東京タワーぐらいの高さ) 着地をどうするかの葛藤が始まります。

しかし、ワンフォーオールを始めて全力で使った反動で、両足(ジャンプで負傷)と右手がふにゃふにゃで使い物にならず、まるでゴムのようになっていたのです。

生きているのは左手のみ。

着地を失敗すれば死ぬ。

ここでデクは、コンマ数秒のうちに考えます。

着地をするには左手を犠牲にする必要がある。

しかしタイミングを間違えれば死が待っている。

仮に成功したとしても、全身ボロボロで試験でポイントを取るのは不可能。

究極の選択を、この危機的状況で行うデク。

死んでは元も子もない。彼は左手を犠牲に地面にスマッシュを放ち危機を回避しようとします。

なんとその刹那に、彼を助ける手が近くに伸びてきます。


人を動かす行動力


「そう、浮かび上がるのだ。ヒーローの大前提。自己犠牲の精神ってやつが。」

地面に落ちそうになるデクを助けたのは、デクが助けようとした女性。

このヒロアカの中でヒロイン的存在になる、麗日お茶子(うららかおちゃこ)でした。

彼女の個性は無重力(ゼログラビティ)触れたものを無重力にすることが出来る個性なのです。

その個性で地面にぶつかる瞬間のデクをビンタします。

これだけ見ると、その刹那でビンタ出来たお茶子もすごいなと思いますが、そこは漫画なので置いておきましょう(笑)

おかげで、地面の直撃を免れたデク。

しかしこの瞬間試験はタイムアップ。

彼の雄英高校の受験は終わるのでした。

試験終了から時間は過ぎ、以前まで連絡を取っていたオールマイトとも連絡は取れず、これはもう試験も落ちたし、オールマイトにも見限られた。

そう思っていたデクでした。

しかし、ここからアニメあるあるの人生逆転劇。

彼のもとに雄英から試験結果の通知が届きます。

受験をすれば、基本的には誰にでも届きますが必ず合格のみを告げられるわけではありません。

オロオロする母。

そんな中、部屋にこもり一人で通知を開けようとするも気が進まない、、、

恐れながらも、意を決して通知書をやぶくデク。

すると中から、小さい投影機が出てきます。謎の近未来ですね。

そして最初に投影されたのがオールマイト。驚くデク。

どうやら忙しくて連絡が取れなかったようです。

そして今春からこの雄英高校で教師をすると伝えられます。

そして、実技試験の結果を告げられるのでした。

結果は不合格。

しかしこの話はまだ続きます。

オールマイトが突然流したVTR。

実は試験直後、麗日お茶子からとある申し出があったとオールマイトは話します。

そしてそのVTRで彼女は言います。

「彼に私の取ったポイントを分けてあげるってできませんか」と

自己犠牲が自分を助けた


試験官はお茶子の申し出に対し、ポイントを分けることはできないことを告げました。

そして「そもそも分ける必要ないと思うぜ、女子リスナー」と言います。

このVTRを止めたオールマイトはこう言います。

「人助けを、正しいことをした人間を排斥しちまうヒーロー科などあってたまるかって話だよ」

「綺麗ごと?上等さ!命を賭してきれいごと実践するお仕事だ」

この試験は、ただヴィランを倒したときに入るポイント以外に、人を助けた時にだけ入るレスキューポイントというものがあったのです。

デクはこれで60pを得ており、総合7位の成績で合格でした。

もちろんデクはレスキューポイントなど知りません。

自分自身の夢に準じてとっさに行動しただけなのです。

そして、その行動はお茶子をも動かしたのです。

そして最後にオールマイトはいいます。

「来いよ。緑谷少年。」
「ここが、君のヒーローアカデミアだ!」

夢は自分を動かし、人すらも動かす


デクは見事合格しましたが、彼の合格は合格のための行動ではなく、ヒーローになりたいという自分の夢をまっすぐに曲げずに持ち、動いた結果が彼を合格へと導いたという感じでした。

こんな展開簡単に起こるわけはないと思うかもしれません。

しかし偉大な結果は、人の影響を受けて人から生まれます。

例えば、将来医者になりたいという人がいたとしましょう。

その人は、昔病院の先生に良くしてもらい、治らないと思っていた病気を治してくれ、僕に活きる力をくれた。

だから、将来は先生のような医者になりたい。

すごくありふれた例ですが、人の動機とは人から派生することが多くあります。

そして、夢を持つ人は無意識のうちに周りに活力を与えてくれています

この雄英高校の試験編では、人の夢は人をも動かすことを暗に伝えてくれているような気がします。

また試験だろうと、本質をブラさずに人を助け、試験を突破した彼は試験会場のどの受験生よりもヒーローだったと思います。

社会の仕事で綺麗ごとがまかり通らないことはよくあると思います。

わたしも経験しているので、こんなうまくいかないと思う部分はあります(笑)。

しかし、せっかくの人生楽しみたいと思いませんか?

どうせ同じ時間なら、ネガティブに仕事するよりデクのように信念をもっていきたいとわたしは思います。

まとめ


ここまでの長文、読んで下さりありがとうございます。

僕のヒーローアカデミアを見始めて、このアニメはいろいろな角度から考察できるアニメで面白いなと感じました。

また違う視点から、違う人物を題材にブログを書いてみたいと思います。

もし今回読んでみて、ヒロアカ考察の続きを見てみたいと思う方がいたら、ぜひスキボタンやコメントお待ちしております。

皆さんが元気になれるようなブログを目指して引き続き頑張ってまいります。

それでは、また!






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