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【実際の面接問題・解答つき】+(大分県の医療の現状コレだけ情報)大分大学医学部学士編入体験記 2023

引き続いて大分大学医学部学士編入の3次試験の対策を記載します
また、大分大学の面接では大分県の医療について聞かれること、そして、

「願わくば県内で残って不足する医療分野(内科、外科、小児科など)に貢献してほしいと言われる」聞いていたので、以下の情報を事前に大分県のHPや厚生労働省の情報から学んでいたら、しっかり役に立つのでお書きしておきます

参考にした公的機関や大学のリンクもありますので是非参考にしてください


大分県の医療の問題点:

  1. 医師の偏在:大分県は人口10万人当たりの医師数では全国平均を上回るものの、大分市、別府市以外の医師不足は深刻で、厚生労働省が行った必要医師数調査では全国5位に

 

  1. 無医村地区数:大分県の無医村地区数は全国上位。医師の偏在(大分・別府以外の豊前・豊後、湯布など)が顕著な県であると言えます1

 

  1. 地域医療構想:大分県では、「地域医療構想調整会議」等の協議の場での議論や県民意見募集(パブリックコメント)、関係団体等への意見照会、医療審議会への諮問・答申を経て、「大分県地域医療構想」を策定

2
 
地域医療構想の中身:

  1. 人口減少・高齢化対策:大分県では、人口減少・高齢化が進む中、2025年には「団塊の世代」の全員が75歳以上となり、県内でも3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上となる見込みです。これに対応するため、患者それぞれの状態にふさわしい良質で適切な医療を効果的かつ効率的に提供する体制を構築することが喫緊の課題

  2. 医療機能の分化・連携:地域医療構想では、地域ごとの医療機能の現状や高齢化の進展を含む地域の将来的な医療ニーズの客観的データに基づく見通しを踏まえたうえで、将来におけるその地域の医療提供体制のあるべき姿を提示

 
大分県の地域医療構想には、以下のような具体的な方針が述べられています123
 

  1. 病床機能の分化・連携:入院医療を提供する病床の有する医療機能に着目し、2025年の病床の機能区分ごとの必要病床数や在宅等における医療の必要量、その達成に向けた施策の方向性について記載しています3

 

  1. 在宅医療等の推進:在宅医療の充実と医療・介護連携の推進、介護サービスの充実などが挙げられています4

 

  1. 医療従事者等の確保・養成:医師、看護職員、その他の医療従事者、介護従事者の確保・養成についての方針が述べられています2

 

  1. 健康寿命の延伸:健康寿命の延伸に向けた取り組みが記載されています2

 

  1. 地域包括ケアシステムの構築:地域包括ケアシステムの構築についての方針が示されています2

そして、面接で実際に聞かれた内容は以下になります

合計11問あります

有料の記事とさせていただいておりますため、実際の解答例だけでなく、ご自身でどのような方針で答えたら良いかも含めて記載をさせていただいております

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