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冬の土用は…静かにゆっくり調整時間

皆さん こんにちは 美佐子です
寒さが続いていますが、梅の花も咲き始め
春の気配でウキウキするこの頃です…
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
本日土用入りしましたね
立春までの18日間の過ごし方の参考にしていただければ幸いです。

土用は年に四回
 
「立春 立夏 立秋 立冬」の前の約18日間あります
次の季節(エネルギー)に切り替わる準備期間とも言えます
★冬の土用は1/17~2/4までの期間です

土用は陰陽五行説の自然哲学の思想で万物は
「木、火、土、金、水」で
成り立っているという考えです
土春:木
土夏:火
土秋:金
土冬:水
各季節の前に「土」が付きます

土を動かさない
共通して各土用期間中は、土の神様が土を支配するので
(土のエネルギーが強くなる)
土を動かさない方が良いとされています

日常で農作業などをしている場合は別として、
大きく土を動かすこと(建築の基礎工事や造園)
ガーデニング、その他大きな決断、引っ越し、
新しい事を始めるよりも、次の季節の調節期間として
食事や体調を見直したり、ゆっくりした静かな時間を
過ごすのがおすすめです。

間日(土を動かしても良いとされている日)
冬土用は「寅、卯、巳」この5日間になります
寅:1/20、2/1
卯:1/21、2/2
巳:1/23

冬から春に向かう冬土用は排泄の時期です
冬から春に向かって身も心も身軽になる必要があるので
冬の間に摂取しすぎたもの(食べすぎ)
精神面などでも受け取りすぎたものを
体の外へ排泄しようとするエネルギーが働きます

この時期は季節の変わり目でもあるため体調の変化も起こりやすい時です
(私達も自然の一部なので季節と共に心身が変化しようとします)

風邪を引いたり、熱が出たり、鼻水が出たりと体調を崩しやすいですね
これらは、決して悪い事ではなく、次の季節に向かい身体を調節しようと
する働きです。体の中の不要なもの
(陰陽バランスが崩れると起こりやすい)
熱を出したり、不要な水分を鼻水で体外に出して対処しようとします

リセット
体調を崩すことで、私達は身体の動きを控えて休めたり
食事に気を付けたりして調節し回復に向かいます

冬土用の食べ物
土用は次のそれぞれ土用には食べると縁起の良いものがあります
冬土用は「ひ」のつくものが良いとされています

例えば「」なら
日「ひ」に当てたもの乾物:切干大根、高野豆腐、ひじき
「火」をよく加えたもの(加熱時間が長い):鍋物、煮物など
(胃腸に優しく身体が温まります)
★一般的にはひらめ、羊肉、ひよこ豆、ビーツなど
★土用は「脾(ひ)胃(い)」に対応しますので
食べ過ぎ飲みすぎなどあれば期間中に労わりましょう

土用が明けると春です「立春」
旬の野菜を食べて春のエネルギーを取り入れる
冬の間は寒さから身を守るため蓄える力のある食べ物が多いです
(油脂を多く含むものもあります)
春の軽やかな身体に切り替えるには
春菊やフキノトウ、菜の花など
少しえぐみや苦味のある春の旬の食材をとると
冬の間に溜まった老廃物の排出を促し
動きやすく軽やかな身体に整います

胸を開く(固く閉じたつぼみが花開くように)
土用とは関連しませんが、春ということで…
冬の間は、寒さで肩首周りに力が入り背が丸まり
凝っている場合があります

朝起きた時や仕事の合間に、胸を引き上げ
真ん中から左右に開き、手はペットボトルを持つようにして
腕の付け根から外側へねじったり
内側にねじったりする動作をしてみてください。
吸う息で胸を開き引き上げ腕の付け根から外側にねじり
吐く息でお腹を搾りながら腕の付け根から内側にねじります

背骨を動かすと全身が整います
胸を開いたり、反らす動作は交感神経にスイッチが入るので
特に朝におすすめです

朝は日の光を受けることでその季節に調和できる
エネルギーをチャージできます

石達も日光浴

最後までお読みいただきありがとうございました。

まだまだ、寒い日が続きます
春に向けて軽やかに過ごすめに
土用期間中はどうぞ頑張り過ぎず、自分に優しくお過ごしください

★見出しの画像は室内栽培のルッコラです
太陽に向かって曲がって伸びているところが愛らしいです


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