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起業のファイナンス メモ

これまでの私にとって、全くといっていいほど馴染みがなかったファイナンスについて知見を深めるべく本書を手に取った。友人から基礎的事項を整理する上で最適との評判を受けたものであるが、今の私が全体を読んだ結果の理解度は70%程度。実務を通して理解が進む部分もあるかと思うが、いったんの学びをメモとして残します。(少しずつステージに応じてアップデートをかけていきます!)

(起業前 ど素人期の自分用メモ 2023/8/26)
この本によると、、、
・日本はベンチャーへの出資が低いわけではなく、出資するに値するイケているベンチャーが少ない。
・イノベーティブなビジネスをやるなら銀行融資を当てにしない。Jカーブの時点に関係なく、返済は定期的に発生するし、返済ができない場合融資打ち切りになるリスクもある。→ベンチャーはお金を借りるべきではない。
・上場に関して具体的に動き始めるのは「3年後に上場を見込める」タイミング。そこから専門書を読んだり、CFOを雇用するスケジュールでOKだが、今のうちからガバナンスを締めておく。
・経営者が再起不能になる原因は主にファイナンスの大失敗。理想的なファイナンスを確保しておけば、大きな心配はない。
法人化のタイミング:増資を受ける半年前。ゼロに近い状態から法人を立ち上げるべし。事業プランも創業者でなく、法人が作成したものとすべし。
・資本金はできるだけ小さくする。
・個人投資家の邪魔を回避するために、外部投資家の比率&人数は極力小さくすること。(10-20人に抑える)創業時には調達せず、企業価値が高いと言える実績を残してから投資してもらう。
・「期待するほどの需要が得られなかったらどうする?」「ライバルが参入してきたらどうする?」に対する回答は準備しておくべき。
・最もよくある失敗例はアーリー段階で外部株主に私すぎるケース。
・企業価値が何倍になったと考えるのは愚か。当初の資本金に大きく左右される。
・上場時の時価総額は300-500億円が望ましい。年間純利益として15-25億円が必要。

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