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適材適所と挑戦の狭間で
適材適所とは、マネジメントの基本となる考え方である。
人には得手不得手があり、
得手の部分を伸ばしていこうと言う方針だ。
しかし、
いわゆる適材適所には、マイナスの面もある。
それは、
苦手な事から学べるチャンスを逃してしまう、と言う事だ。
例えば、
黙々と機械をいじる事に長けている人に、プレゼンをさせる事などが挙げられる。
「あの人は黙々と機械をいじる事が得意なのだから、わざわざ人前で話をさせると言うような苦手な事をさせる必要はない」
と言う様なものだ。
本当にそうなのか?
会社とは、継続性や再現性が大事である。
“この人しか出来ない仕事”と言うのは、
大変に大きなリスクとなる。
そう言う属人化を防ぐためには、
最近はデジタルの力も役立つとはいえ、
人が人に伝える必要性が必ずある。
その為には、
苦手な事にも取り組んで、克服してもらう必要もある。
何かに特化したスペシャリストと、
満遍なく熟すジェネラリストでは、
私は、今人がいないご時世では、
ジェネラリストの方が長期的な社会への貢献が大きいと思う。
スペシャリストを否定はしないが、
スペシャリストだからと言って、それだけしていれば良い、と言う時代では無い、
と言う事だ。
ではまた🤚🏼
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