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よちよちある記#480『天才はあきらめた』

雨予報の割には
朝だけで上がってしまい
結果的には
「あ〜ぁ降らんかったや…」

そして昨日予定だったお客さまには
次回きっと
「降らなかったわねぇ…」
というお言葉を聞くことになるのだろう

まっ
そんなこともあるさ

 
ついに読了
シビレた

ーーー以下引用ーーー

当時、僕は全ての行動に「お笑い芸人になるために」という意味付けをしていた。本来なら遊びとしてカウントされる映画鑑賞も、見終わったあとにノートに気に入った言葉と、その言葉をどこで使ったらおもしろいかをメモして役に立てようとした。そうしたら罪悪感も消えるし、むしろ自分を褒めたくなった。
(略)
自分の行動をしっかり目的に結び付けて、褒めてあげる。この小さな繰り返しは大きな自信になった。

ーーー

僕は運がいい。この出会いがなかったら心が折れていたかもしれない。そう言える人に何回も出会えている。そんな話をしたときに亀井さんはこう言ってくれた。
「運もあるかもしれない。ただ、自分の道を一生懸命に走っていると、人は必ずそこに引き寄せられていくものだ」
僕の好きな言葉殿堂入りでした。

ーーー引用終わりーーー

モチベーションの維持のさせ方や
自分自身の感情を
コントロールしていくために
試行錯誤を繰り返し繰り返し
傷つきながらも積み重ねて
努力という言葉では薄っぺらいけど
やっぱり努力を重ねたからこそ
あの世界で生き残っているだけの実力
を手に入れたんだと
まざまざと見せつけられた感じ

そして
『好きな言葉殿堂入り』
こういうことを
どれほど重ねてきたのだろうか?
どれほどの言葉を殿堂入り
させてきたのだろうか?

言葉の扱いやセンスは
生まれ持ったものでなくて
言葉集めをして行くことで磨かれて
後天的に手に入れることができる
そんなことも思わせてくれる

 

たくさん刺さった部分があって
メモに残したけれど
たくさんありすぎて
何が大切なのか?
マーカーで線を引きすぎて
理由のわからなくなった教科書みたい

そんな中でも
抽象度を上げてうまくまとめてくれてる
この箇所は誰にでも応用できるかと

ーーー以下引用ーーー

今思えば、そんなときも作り上げた張りぼての自信たちを活躍させて、オチ前で壊されたことを僕の手柄にするにはどうすればいいのかなどと、一つ上の次元の悩みにすることだってできた。そういう小さなことの積み重ねが成長というものだと思う。駄目な現状をプラスに転じさせる悩みを持つ。これは非常に大事なことだと思っている。

ーーー引用終わりーーー

クズ芸人という言葉の似合う”ゲス“だと
思ってたけど
南海キャンディーズ山里亮太は
あの世界で生き残ってるだけの理由があって
きちんと言語化していると知って
応援したくなった

苦しんでもがいてたことも
赤裸々に綴られていて
他人のことを羨んだり
自分を卑下したり
似たような感情を抱いてきた
自分の感情を揺さぶられ

お昼食べながら
思わず涙が溢れて
他のお客さんのいる中で
ちょっとどうしようも
なくなっちゃったんだけど

誰にでも刺さるかは分からない
だけど
誰かにはすごく刺さる本

もし目にする機会があればぜひ!
そのときがベストタイミングなはず

今日も良い一日✨

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