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Headed For A Heartbreak/WINGER

わたしがベース好きになったきっかけとなった人~キップ・ウィンガー。

ウィンガーを知ってる人はどのくらいいるだろうか? 1980年代後半にシングル「Madalaine」でデビューし、何度か休みながらも現在も活動を続けているバンドだ。「ウィンガー」はボーカルでベーシストのキップ・ウィンガーの名前からとられている。
正直に言うと今回「Madalaine」を紹介するか「Seventeen」を紹介するか、それとも今回の曲を選ぶか非常に迷った。どれも同じアルバムの中からいずれもシングルカットされた曲で、わたしは三曲とも熱心に聴いていたからだ。
当時女子高生でオトコに免疫のなかったわたしはキップ氏のワイルドな感じにやられていた。そして、ベースってセクシーな楽器だなあと色目を使っていた。それ以来うぐのベース好きが始まったのだった。だが、だいたいうぐの恋愛対象になるのはギタリストで、毎回「ベースも弾けないかなあ?」と無理を言って相手を困らせていた。

『Winger』(1988)収録。いわゆるパワー・バラードである。シングル自体は1989年に出され、TOP20内まで上昇した。終わりのほうのレブ・ビーチのギターソロも素晴らしい。


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