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#あなたのいちばん好きな本はなんですか?

    このタイトルは、アメリカの作家ガブリエル・ゼヴィンが2014年に発表したThe Storied Life of A.J. Fikry『書店主フィクリーのものがたり』の文中にたびたび出てくる一文。

  私の近年の本の選び方は、本屋大賞を獲った作品を買うこと。まんまと本屋さんたちの目ろみにはまってしまっている者です。
 2004年の小川洋子さん『博士の愛した数式』からはじまって、2005年の恩田陸さん『夜のピクニック』、2006年のリリー・フランキーさん『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』、2007年佐藤多佳子さんの『一瞬の風になれ』、2008年伊坂幸太郎さんの『ゴールデンスランバー』に2009年湊かなえさんの『告白』、2010年の冲方丁『天地明察』。2012年三浦しをんの『舟を編む』、2014年の和田竜さんの『村上海賊の娘』、2015年上橋菜穂子さんの『鹿の王』、2016年宮下奈都さんの『羊と鋼の森』、2017年恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』、2018年辻村深月さんの『かがみの孤城』、2019年瀬尾まいこさんの『そして、バトンは渡された』、2020年は凪良ゆうさんの『流浪の月』、2021年の町田その子さんの『52ヘルツのクジラたち』、まだまだ、つづくよ。そして、2022年の逢坂冬馬さんの『同志少女よ、敵を撃て』は、全部書店で購入して、読みました。

2011年東川篤哉さん『謎解きはディナーのあとで』と2013年 百田尚樹さんの『海賊とよばれた男』、2023年凪良ゆうさんの『汝、星のごとく』は、なぜか、購読しておりません。

 そして、本屋大賞の翻訳部門でも気になった作品は購読しております。
2012年はフェルディナント・フォン・シーラッハ著『犯罪』を、2013年、2014年、2015年は購読せず、2016年のガブリエル・ゼヴィン著『書店主フィクリーのものがたり』、2021年ディーリア・オーエンズ著『ザリガニの鳴くところ』、2022年ソン・ウォンピョン著『三十の反撃』。そして、2023年のクリス・ウィタカー著『われら闇より天を見る』。

 本当に書店員さんが選んだ本って、ほとんど【間違いがない】っていうぐらいに面白い作品ばかり。

 一番好きな本を選ぶのはとても難しいです。今あげた作品群の中で、とくに印象深く好きな作品は、『鹿の王』。と同等ぐらいに好きな『同志少女よ、敵を撃て』。次点が『博士の愛した数式』『蜜蜂と遠雷』って、一冊に絞れないんかい!(自分に自分でツッコミを入れる)
 翻訳部門では、『書店主フィクリーのものがたり』次点で『われら闇より天を見る

 で、私のいちばん好きな本は、小学生の頃に読んだチャールズ・ノードフの『南海のサンゴ礁』。度重なる引っ越しで手放してしまったようで、今、私の本棚には存在しません。もう手に入ることもできない作品です。
 子どもの頃、この作品を読んで文章を書く楽しさを覚えました。
 
『ひとは退屈な嘘をつく、政治について、神について、愛について。
 きみは、ある人物のすべてを知るための質問を知ってるね』

 再度、おたずねします。
#あなたのいちばん好きな本はなんですか
#わたしの本棚








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