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芒種に見つけた柏葉紫陽花 #梅雨入り前に

 今日の東京は、厚めの雲が覆っていてすっきりしない空模様でした。涼しいうちに伸びきった芝を刈りましょうかねと機械を出して、エッチラオッチラ(←これ死語ですかいな?)芝よりも変な雑草ばかりになってしまったさほど広くはない庭で作業。疲れているはずなのに、いい汗をかいてシャワーを浴びたらむしろ元気が出てきました。
 ランチもある物利用で済ませようと、冷蔵庫を確認。ご飯のお供にと思って買っていたシラスとカニカマがチルド室に「忘れないでね」と言いたげにすぐさま目に飛び込んできました。でも、ご飯は夕飯までにとっておきたいから「よっしゃあ、パスタにでもしますかいな」。それと付け合わせのサラダなんかあったりしたら上出来でしょ?
 なんと都合よく、野菜室にシソとキュウリが「ここにいるよ」と、これまた目を合わせてくれました。
 「シラスとシソの和風パスタにキュウリとカニカマのサラダだな」
 和風パスタには、ド〇キで買ったごまにんにくをトッピング。キュウリとカニカマにはコーンを入れて辛子マヨでサラダにして食べたら、ますます元気が出てきて、散策ウォーキングにでかけることにしました。
(仕事をしていた時も、ランチ後のウォーキングをしておりましたよ)

 散策ウォーキングと言っても、結局いつものコースになってしまいましたが、今日はお気に入りの公園の奥まで行きました。午前中は近くの保育園児たちで賑わっているのですが、午後はのんびりランチ休憩をしている方が多いです。
 
 今日は6月6日、オーメンの日。違う違う、そうじゃない。今日は、二十四節気の芒種ぼうしゅ。「のぎをもつ植物の種をまく頃」という意味があります。芒とは、稲・麦などの実の殻にある針状の毛のことだそうで、稲は種まきではなく植えるし、麦の種まきはすでに終わっていますね。それでも、日々違った味わいを見せてくれる植物は毎日を豊かにしてくれますし、何よりも楽しませてくれます。

 先日は見つけられなかった紫陽花ですが、今日何気に写した大きな白い花。その白く大きな花房がたわわに実ったブドウのようにも見えるし、こうべを垂れた稲穂のようにも見えて、大好きな街灯ととも“パシャリ”。
 家に戻って、調べてみるとカシワバアジサイ(柏葉紫陽花)というれっきとした紫陽花の仲間であることがわかりました。五月中頃から咲き始めていたようですが、咲き始めの頃は今日のようにこうべを垂れた姿ではなく、円錐形のピラミッドのようは花房が空に向かって伸び、葉の形もその名のごとく柏の葉のようで、とても紫陽花だとは思いもしませんでした。日本に多く生息しているガクアジサイよりも開花時期が早いようです。枯れ落ちてしまう前に出会えてよかった。

咲き始めの頃とまるで違う姿の柏葉紫陽花


 
 いつもの場所なのに、見過ごしてしまっていたことが多いのだなと感じました。季節の変化は、すぐ目の前にもあるのです。


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