見出し画像

ゴールデンウィークの真っただ中、あのファストドクターを利用してみた!



ファストドクター?

夜間、休日に往診してくれるファストドクター
新型コロナウイルス感染症が世の中を脅かせ
受診をするにも人の目を気にしていた頃
テレビでファストドクターの存在を知った。
往診をしてくれる…なんて素晴らしいことか!
私が子どもの頃は熱が出た!と言えば
普通に近所のお医者さんが家に来てくれていた。
訪問診療も増えてはいるがまずは契約して...
急に熱が出たから来てほしいと言っても、すぐに来てくれるわけではない。
もちろん終末期の患者さんは別だが。

なぜファストドクターを利用してみようと思ったか

みんな同じかもしれないが
主人は具合が悪くなると非常に機嫌が悪くなる
非常にだ!
そんな主人を着替えさせ、救急医に連れていく
救急医についても待合には結構な人数が診察を待っている
そして、みんな具合が悪い。
居心地の悪い待合の椅子に座って、診察の順番が回ってくるのを待つ
インフルエンザが疑われるので、診察してから検査してまた診察、
そして薬。
診療費の精算は窓口が開いている平日にと言われ帰宅
何かをおなかに入れて、薬を飲ませ、寝かせる
とても大変な作業だ
みんなそうしているから!と言われてもやはりキツイ
なぜなら非常に機嫌が悪いからだ。
全ての現象に「こっちは具合が悪いんだぞ!」
のフレーズが付いてくる。
「知ってる。だから動いてる。」
心の中でつぶやきながら常にベストの状態を目指す。

ゴールデンウイーク真っ只中の20:30 
主人:のどが痛い、熱が高い
一応、救急医に電話してみた
「今、検査しても結果が出ないと思います」と言われ
「いやいや熱は昨日から出ているんです!」と言ってみたが
「翌朝まで様子を見てください」と言われた
この、ものすごく機嫌が悪い主人を鎮めるにはどうしたらいいか...
で、チャレンジャーな私は
そうだテレビでみたファストドクターを利用してみよう!となった

ファストドクター利用の流れ

専用アプリから診察の予約(症状などを入力)
 
担当から電話がくる(再度症状の確認)
 
往診が必要かDr.に確認(往診の予約完了)
 ↓
診察・検査・処方
 ↓
後日、精算内容が通知され支払

実際の状況は?

いきなり電話してもいいのか?
ホームページを検索して電話してみるが出ない
アプリからのほうが繋がるとあったのでアプリから申し込み

20:45 アプリに基本情報を入力
20:50 事務方より電話あり問診&今後の流れの説明
20:53 ショートメールが届きマイページへ
   入力情報&問診により訪問の必要性をDr.が判断
21:11 Dr.訪問予定時間がショートメールで届く
   (これでDr.が来ることが確定となる)

Dr.がくるまでに保険証を写真でとって登録しておく
支払方法の登録、クレジットカードorコンビニ払い
注意事項を確認(診察中は換気、家族もマスクの着用をなどなど)

1:11 ショートメールが届く「医師が患者様宅へ移動開始しました」
1:25 ・医師到着!
    Dr.は完全防備でキャップ、フェイスシールド、マスクは当然、
    家の中でも足にカバー!
   ・診察開始!
    症状と容体を確認し、インフルとコロナ両方セットで検査、
    検査の結果がでるまでパルスオキシメーターで血中酸素測定、
    聴診器で胸と背中、舌圧子でのどの確認
   ・そして検査の結果…
    5月にまさかのインフルエンザぁ~!
    タミフルを処方してもらい終了

診察終了後 アンケートのショートメール
後日、料金案内のショートメール

ファストドクター利用の味を占め2度目の利用! しかし!

日曜日 20:30 
主人:胸が痛い!呼吸がしづらい! (またこの時間?!)
そう当然、機嫌が悪いプラス本当にやばそう! 
救急車か悩んだが少し様子をみて落ち着いた様子だったので
とりあえずファストドクターに頼む?の投げかけに
うん!と即答
アプリから症状を入力、事務方から電話があり問診
20:55 ショートメールが届きマイページへ
とここまでは前回と同じ。この後が違った。
事務方より電話があり、訪問できる医師がいないと(なんですって!)
オンライン診療に切り替えてもいいかと(いいのか?オンラインで)
まあ救急車を呼ぶにはちょっとね…
でオンライン診療を承諾
順番がきたらショートメールが届くことになった。

21:25 ショートメール
    「診察が始まります。マイページから診察へお進みください」

往診と違い待ち時間が短い!と思いながら
マイページをポチッ
カメラをポチッ
がっ! 私がスマホ音痴なものでカメラがどうしても起動しない!
スマホに何やら許可を与えないといけないらしいが
どこをどうしていいやら...
そうこうしているうちに順番が飛ばされ...
主人は機嫌が悪くなり...
私はパニックに...
事務局に「カメラが使えません!Zoomではだめか?」
とショートメールを打っても応答がない。
電話してなんとか状況を分かってもらってキャンセルは阻止
21:34 2度目の
    「診察が始まります。マイページから診察へお進みください」
やっぱりカメラが使えない!
また順番が飛ばされ...
落ち着け私!
普段から迷惑メールがくることを嫌がり
いろんなものをoffにしておいた
そうだ設定だ!何かが舞い降りた感じだった。
設定からカメラ
アプリを使用時許可
よくわからないけど位置情報も許可
カメラがついた!やった!
事務局にカメラが使えるようになったことをメールし待ち。
22:40 3度目の
    「診察が始まります。マイページから診察へお進みください」
やっと診察。しかし、安堵は一瞬だった。
普段からコレストロール値を下げる薬を服用しているのだが
診察前に測った血圧は160を超えていた。
医師の言葉は「すぐに病院へ行った方がいい」だった。

病院探し!?

医師「この後こちらで病院を探します、
   連絡がいくまで家で待っていてください。
   ただし、容体が少しでも悪化したら躊躇せず
   救急車を呼んでください!」

とりあえず着替えて待つことにした。
どこの病院だろ?
車の運転は大丈夫だが道がわかるだろうか?
時間がかかってどうにかなったらどうしよう?
不安の中電話を待つ、幸いにも主人の症状は落ち着いていた。

しばらくして電話が来た
看護師「近辺の病院をあたりましたが全て受け入れ不可でした。
    様子はいかがですか?」
私  「落ち着いています」
看護師「このまま家で休んでいただき明日の朝、病院を受診してください。
    少しでも苦しくなったらすぐ救急車を呼んで下さい!」

ファストドクターって凄い!

心配しつつもそのまま寝ることに
時間はかろうじて12時前だったような気がする。多分。
翌朝、主人の様子はかなり普通に近いものだった
主人一人で私の働く法人のクリニックへ
(そう私は医療法人で働く包括のセンター長)
(そして待つことが大嫌いな主人のために出勤と同時に受付)

夜中に病院を探してもらっている間のことはあまり覚えていないのだが
主人は事務局に直接携帯電話番号を伝えてあったようで
朝、ファストドクターの事務局より電話があった。

事務局「どこの病院に行くことにしましたか?」
私  「○○市××町の△△クリニックです。電話番号は・・・です。」
事務局「昨夜の診療情報を送っておきます、
    必要な検査も受けられるように伝えておきますから
    必ず受診してください」

なんとファストドクターの仕事は続いていたのです!
ありがたーい!

そして受診、さまざまな検査の結果、
「胆石が悪さをしたと思われます」だった。
とくに今すぐ何かする必要もないようでやっと安心した。
診察も終わり、家で休んでいると主人の携帯電話に
ファストドクターからまた電話が!?

事務局「受診されましたか?」
主人 「はい」
事務局「診察結果は?」
主人 「胆石らしいです。とくに何かをしなくてもいいそうです」
事務局「そうですか、良かったです。それでは私どもの任務はこれで終了
    ということでよろしいですか?」
主人 「はい。いろいろありがとうございました」

ファストドクターって凄い! 

ファストドクターを使ってみて

*訪問してもらうまでに時間はかかるけど、布団で休んでいられる
*家に居ながら検査もしてくれる。薬も処方してくれる。ありがたい
*支払いはクレジットカードでラクチン
*自分ではどうしていいかわからない状況でも指示してくれる
*何とも言えない安心感がある
*主人で味を占め、私も発熱の際利用
*我が家にはもってこいのお医者様(^^)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?