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チェンソーマン。(長文)

どうもどうも。

昨日は自己紹介を数回に分けて書きますと宣言しておりましたが、一旦私の好きな漫画について今日は綴らせてくださいな。

理由は今日読み返してて無性にこの漫画について共有したくなったためです。

うん、単純。


〜あらすじ(ネタバレを防ぐため大まかに)〜

時代は(おそらく)十数年前の日本。

ただ、私達の過ごす世界と大きく違うのは
その世界は「悪魔」も生息している。

悪魔の狙いは 人間<悪魔 という世界を作るという恐ろしいもの。
(これは神話や宗教で描かれる、
 THE悪魔の存在が反映されてますね。)

悪魔は理想の世界を作るため人間の大量虐殺を行うのが常。
人間はそんな悪魔達に怯えながら生活するのだが、
悪者たちを討伐する
正義の味方「デビルハンター」と呼ばれる集団が
悪魔と戦う世界を描くダークバトルコミック。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

あー。
私本当に校正力ないわ…。

チェンソーマンファンの方、叩かないで。。笑
藤本タツキ先生、大ファンを公言している私が
あなたの描く素晴らしい漫画を伝えきれないことをお許しください🥲


まあ、あらすじからして
転生系や日常系の内容と全く違うということは
伝わったかと思います。

そうなんです。
たぶんほのぼの系が好きな方からしたら
衝撃な展開(内容)の連続。

たぶん、血飛沫が描かれない回ほぼないよ。
むしろ血飛沫やなかなかハードなバトルによる死は当たり前。
チェンソーマン読者からしたら通常営業です。

あー、今日もどなたかお亡くなりになられてますね。
おや、そんな討伐(常人じゃ思いつかないエグ&グロ)方法があるんですね。

ってなるよ。どんどん麻痺していく。笑


と、ここまで下げなことばかり書いていますが、
ここからは挽回させてくれ。

熱量凄くて気持ち悪っ!おい、アラサーOL大丈夫か?!て
思われてもいい。



①主人公を含む登場人物たちのバックグラウンドがしっかりしている。
それぞれが何かしらの悲しい過去を抱え、葛藤しながら「今」と戦ってる。
要はキャラ被りがない。
それぞれがキャラ立ちしてるということ。
人間のみならず、悪魔も魔神も。

②チェンソーマンの世界観を壊さないぐらいの
 「ふふふ…」って笑えるギャグシーンが挟まれてる。
 個人的にこの漫画はガッツリギャグ要素入れるのは違うかなって思うから、その塩梅が丁度良いの。

③作者の藤本タツキ先生は、いろんなジャンルの映画がお好きということで、映画のシーンをオマージュしたカットが多々挟まれているため、
「あれ?このシーン、どこかで見たことあるなあ」って思うことあり。

そしてそれがまたこの漫画の重み、深さを生み出してるの。
もうね、これは読まないとわからないんだけど…
天才…!

例えばさ、登場人物の視点で描かれるコマがあるとするじゃん?
それを藤本タツキ先生は独特の視点からの描き方すんのよ。
私はその描き方に気付かずストーリーに集中して読むんだけど、
後々「なんでこんな描き方するんだろう?」って疑問を感じて、もう一回読むんです。
それでもその引っ掛かりがわからなかったりする。
そんな時は考察サイトを見て
「あーーーーー!!!」って一人納得して、
その上で改めて読み返して、ようやくトリックに気付くの。
もうねー、鳥肌の連続ですよ。

④タイトルが秀逸。
 これも③と似てるんだけど、
「なんでこのタイトルにしたんだろう?」って思うことがあったりするんだけど、読み終えて納得。
「あー、こういう意味が込められてるのね…」って
気が付くと腹落ちするというか。
藤本先生天才というかセンス良すぎやろってなる。

⑤バトルシーン。
重複してごめん。
③に通づるかもしれないんだけど、バトルシーンの描き方(アングル)、スピード感がすんごいの。
正直、慣れるまで「??」ってコマもあるから
そういうシーンはアニメ見ると良いかも。
藤本先生が描くスピード感のあるバトルシーンがすごくわかるよ。

ex:「🥲✌✌🔪」のノールックバンバン。
 「猿か?!」がわかりやすいかなって思ってあげてみました。

さて、次が最後。

⑥とにかくMAPPA最高。  
ごめん、これチェンソーマンに限らず、
「やけに動き滑らかで、描写細かいなー、色彩が綺麗だな」って思って
オープニングロール見たとき「MAPPA」って出ると
「うおおおおおお!!!よっしゃーーーーー!!」ってなるの。笑

MAPPAってね、とにかく動きが滑らかなんですよ。
んでもって、色彩が現実にすっと入り込むのよね。現実的っていうのかな?とにかく綺麗。
(いまMAPPAが担当しているもので明らか
我々の世界とかけ離れてるアニメの色は知らんが。でもそのアニメも綺麗だなって思う。最近で例えるとエルフなお花畑出すとこね。はい、有名作品ですよ。)


 今回チェンソーマンにフォーカスしていることを前提に書くけど、原作に忠実(←これは作者の先生が判断することだと思うんだけど、素人目からしたら文句なし。)に派手に脚色するでもなく漫画勢からしたらすんなり受け入れられると思うんだ。

私さ、
漫画→アニメの流れでハマるか否かってのがあるんですよ。
バトルシーンだったり、
漫画だと汲み取りにくい表情の変化
(登場人物の心情)、声優さんのキャラクターに生命を吹き込むのひっくるめて
初めて「この世界をこうやって描いてたのか💡」って気付くことがあるの。

※これは決して先生たちの描き方を否定しているわけでなく、動きが入ることによって、視覚で理解しやすくなりやすくなるってことです。


んー、ここまで極力
登場人物/契約悪魔/魔神/敵それぞれの名前書かないようにしてるから
チェンソーマン読者の方々に伝わればと思うんですが、、、、

第一章の「🦊🤘🔫」との悲しくも切ない戦い、そしてどこか美しすら感じる回。
 (雪合戦の伏線回収、ここで出してくるの…と号泣からの呆然とした。読み終えた後の虚無感たるや。)

第一章の最後の決闘での「🩸🐈👿」との絆で、
「👀🌀👩」 → 伝説とも言える
「美味しそうな定食」シーンまでの流れ。
(生まれ変わる🩸🐈👿との契約を交わす際の希望と絶望の対峙。あとゴミ箱がキーポイントであり、今後の展開にも重要な役割を果たすのかなって思ったり。)

(そして愛に溢れた(?)カニバリズム。
こんな締め方想像できませんでした。藤本さんのぶっ飛んだ発想にただただあっぱれ。)

↑読者の片方には伝わるよね?

ちゃうねんぼけー!と思われる方、異論あったら教えてください。
ブレイキングダウンしたいわけじゃなくて、
純粋に「どう捉えたのか」を知りたいです。



はあ、とにもかくにも最高ですよ。


んーでも2章の序盤は正直、物足りない。

最新話あたりから1章の毎話度肝を抜かれるぶっ飛び展開くるかな?!って期待し始めた。

1章でもいろんな意味で人間味があった主人公。
話が進むにつれて少しずつ(きっと我々に近い)感受性や心の成長が垣間見える、年相応の下心は相変わらずだけど、おバカだけじゃなくて彼なりに色々な「もの」と戦い成長していくさまが手に取るようにわかる。

その成長した彼で始まった2章が段々と
「あ、藤本先生、出してきました?そろそろ出すんですか?ぶっ飛んでくれますか?」ってワクワクしてきた。




ごめんなさい、
まだまだ書きたいことあるのですが
いーかげんまとめます。


【チェンソーマン最高】

正直2章がなかなか動かないなあって思ってたけど、最新話でなんとなく動き始めた感が垣間見えてーってわくわく。



【藤本タツキ先生最高】

王道のヒーローものを好む人には
このちょっと影のある独特の世界観やグロさを感じてリタイアする人がいるかもしれない。
でも他の漫画にはないぶっ飛んだ仕掛け&思考。
ヒーローの概念をぶっ壊す設定。
むしろ様々なものと戦い、獲たり失ったりして、
成長していく等身大の新ヒーローだと私は思ってる。
サラッと伏線はるわりに回収の際に「おぉ…重い(いい意味で)」ってなる、先生じゃないと描けないあの世界観。



【MAPPA最高】

同時に走らせてるアニメの反響もすごいから物凄く大変だと思います。でも貴方達の丁寧な仕事が間違いなくファンを増やしていること、日本のアニメ文化の誇りであること。
私はMAPPAの大ファンです。チェンソーマンに限らず、見るたびに素晴らしい世界観を創り上げてくださって毎回感動しております。
ありがとうございます。



書きたいこと書きなぐった
アラサーOLは満足です。

ねむさと戦いながらどーしても共有したく
ポンポン書いたからいつも以上に
こいつ誤字脱字激しいなってのは許して。
なんとなくニュアンスで察してくれ。

あ、あとED毎回違うし、如何せんアーティストさんたち豪華すぎて「なんぞや?!どーなっとるん?!ストーリーと歌詞がマッチしとる」って感動するんよ。

それとOPね。

モー娘。をそう使うんですね!最高!!天才!!
未来最高!!
米津さん、常田さんありがとうございます!
ごちそうさまです!!!!


現場からは以上です。

おやすみなさい。

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