努力について考えてみました
わたしはものぐさ者です。
何か締め切りがあっても直前まで取り掛かりません。
明日でいいことは基本明日やるタイプです。
ただ好きなことは続けます。
そんなわたしを見て、「頑張ってるね」「努力家なんですね。すごい!」と、言ってくれる人もたまにいます。
そのたびに「いやいや!」と、打ち消したいのですが、せっかくの褒め言葉なのでヘニャヘニャしながら誤魔化します。
わたしには「努力」という言葉が、重すぎるのだと思います。
努力…汗と涙を流して(たまに血ヘドを吐いたりして)グランドを走る学生さんのイメージが強くて、わたしなんかが恐れ多いと思ってしまいます。
そんな苦しい思いをしなくても、生きてたら辛いことは嫌でも出てくるんだから…
そんな時は、中島みゆきの「ファイト!」を口ずさんで、必死に頑張るんだから…
ファイト!闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう ファイト!冷たい水の中を ふるえながらのぼってゆけ
辛いとこから抜け出したい時、何度も呟きます。
でも、わたしにとってこれは努力ではなくて、戦いなのです。
自分との戦い自分を幸せにするための何者かとの戦いです。
これはこれでとっても大切なことだと思っています。
映画や小説、実際の世界で大好きな人が頑張ってたら、応援したり感動したりします。
でも中島みゆきさんが歌うように、戦わない人たちは理解できなくて、笑うこともあると思います。
私の中の素敵な努力とは…
自分らしくなるために、日々を丁寧に過ごすことです。
私が好きな歌手の竹原ピストルさんは、オールドルーキーという曲の中でこう言ってくれます。
何度でも立ち止まって
また何度でも走り始めればいい
必要なのは走り続けることじゃない
走り始め続けることだ
そしてどんなにささくれ立った
激走のさなかにも
ぬくもりを忘れるな
愛する者へのぬくもりを
今日は頑張れなかった…三日坊主で終わっちゃった…
そんなことで落ち込まないで、走り始めたらいい。
自分のための努力なのですから、自分を苦しめないで日々を送っていきたいと思っています。
そして自分を大切にして、周りの人も大切にできたら最高だと思っています。
なんて理想を掲げながら、今日もマイペースでものぐさに過ごしています。
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