地稽古って・・・ (2)

町の稽古会での地稽古で久しぶりに楽しい充実感を味わうことが出来た。
60中盤が70中盤の先輩に掛かった稽古です。
それは、打って出る中でお相手の「応じ」に対して自然に変化して行く技が出る心境になれてたことです。
そして、数合い後に、真っ直ぐに面に伸びるおそらくはお相手も真っ直ぐに出ようとした所であったと察します。
この稽古、打った打たれた以上に常時、合気で攻め合い技を掛ける・・・しかも1歩~3歩の稽古だったことが又良かったです。
必要以上の体当たりや迎え突きに搗ち上げなどを省いた、合気の突破と部位への適格な太刀筋と強度の技・・・
この点の暗黙の合気合意が更に嬉しい😃
高齢者同士の稽古ですから・・・。

「打ち切る!」
とばかりに、やたら抜けようとする方が多いですよね・・・余勢でない漕ぎ進みのような・・・。
そもそも、打ってもいないのに抜けて行こうとする事自体良しとしなかったように思いますね・・・止まって仕切り直す感じでしたね・・・。この辺は、道場が広くなったこととも関係があるのかも知れません。
「手元を挙げない!」
もいいけど突っ張り腕とは違う・・・拳や面の激突を避けるために斜め進みが癖になってしまっている人も多い。
その状況・瞬間によって優先順位がある思うんですけどね・・・。
試合想定や昇段用稽古がそれをさせているのかな・・・?
それ、受験勉強型剣道では・・・?
習ったことに忠実にしようとする方が陥っているだけに指摘も難しい・・・。
まぁ、これには多く方が微妙な反応かと思いますがね・・・。

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