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NO.013 図録を買うか買わないか

 今日は図録のおはなし。博物館や美術館に行くことが比較的多いですが、いつも迷うのが図録の購入です。
 図録は展示会の目録的な位置づけになろうかと思います。昔は館内の撮影が禁止されていたため、博物館を訪問するたびに図録を購入していました。ただ、最近は写真撮影がOKのところが増え、図録を買うことに迷いが出てきました。
 もちろん、専門とするところの図録は迷いなく購入ですが、すでに本棚一竿程度が図録に占められていることから、すこし量を減らそうとしているところです。また、結構いい値段しますし、重いのです・・・。
 一応、購入基準としては、
①専門分野(これは当然)
②図版だけでなく、考察があるもの。
③見れなかった展示会の図録
としています。それでもうちの本棚を段々圧迫しています・・・。

東村純子 2006 「紡錘の機能と使用方法についての諸問題」『日本出土原始古代繊維製品の分析調査による発展的研究』 
坂詰秀一 1992 「中世考古学を考える」『季刊考古学』39 
松下正司 1992 「中世考古学の方法」『季刊考古学』39 
小花波平六 1992 「歴史考古学と中世考古学」『季刊考古学』39
前川要 1992 「中世都市遺跡調査の視点」『季刊考古学』39
大庭康時 1992 「中世都市遺跡の調査=博多」『季刊考古学』39 
甲斐忠彦 1992 「中世荘園村落遺跡の調査」『季刊考古学』39
橋口定志 1992 「中世「方形館」の形成」『季刊考古学』39 
山川公見子 1992 「中世の埋経と納経」『季刊考古学』39 
藤沢典彦 1992 「中世の葬送と呪術」『季刊考古学』39 
土生田純之 2001 「後期古墳研究の課題」『東海の後期古墳を考える』 
 藤田和尊 2006 「古墳時代政治史論と武器・武具研究」『古墳時代の王権と軍事』 
 藤田和尊 2006 「甲冑編年研究の方法と留意点」『古墳時代の王権と軍事』 
 藤田和尊 2006 「甲冑の編年と生産組織」『古墳時代の王権と軍事』 
 藤田和尊 2006 「甲冑の副葬位置」『古墳時代の王権と軍事』 
 藤田和尊 2002 「甲冑と甲冑形埴輪」『古代武器研究』3 
 藤田和尊 1988 「古墳時代における武器・武具保有形態の変遷」『橿原考古学研究所論集』8 
 藤田和尊 1996 「親衛隊と衛兵の武装」『室宮山古墳範囲確認調査報告書』 
 藤田和尊 1998 「中期における政権の所在」『網干善教先生古稀記念考古学論集』 
 藤田和尊1993 「陪塚考」『関西大学考古学研究室開設四十周年記念考古学論叢』 
 上野・毛利 2002 『実践カルチャル・スタディース』ちくま新書345
                     (2009.07.24~2009.07.31) 
 今回から読了論文のNOを外しています。
 このころは土生田純之さんや藤田和尊さんの論文を多く読んでいましたね・・・。お二人とも鬼籍に入られてしまいしたが、論文はこれからも読み継がれていくものと思います。

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