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もしパイ❗️親が行う準備について

前回まで4回に分けて、”子供がパイロットになりたい” と言い出した時に親がやるべきことについて書いてきました。

今回はそれに加えて、親が考えておかなければならないことについて書いてみます。


学費の準備(お金はいくら必要なのか?)

子供がパイロットを目指す場合、その夢を実現するためには多額の資金が必要となります。

特に、一般大学の航空学科を卒業してエアラインに就職するためには、ざっくり2500万円から3000万円程度の学費がかかるとされています。

この金額は学校によって異なりますが、親としては子供の夢を支えるため、これらの費用をどのように準備するか?を考えておく必要があります。

このため、早い段階から貯蓄を始める、投資を行うなど資金の準備を進めることが大切です。

必要があれば家計を見直し、不要な出費を削減することで、学費のための資金を確保する方法もあります。

どの方法を選択するにせよ、計画的に行動することが重要です!


奨学金の活用

学費の全額を自己資金で賄うことが難しい場合、奨学金の利用も一つの選択肢だといえるでよう。

奨学金には返還不要の給付型と、卒業後に返済が必要な貸与型があります。

貸与型奨学金を利用する場合は、将来の返済計画も考慮に入れる必要があります。

昨今では、社会人になって以降の奨学金返済が重く、生活を圧迫しているというケースもよく耳にします。

そのため、返済期間や金額、利息など、奨学金の詳細条件をよく理解し、当事者となる、子供と一緒に返済計画を考えることが重要です。

お金を借りるというのは本当に大変な選択です。

そして後になって、”知らなかった” といっても通用しません。

多くの方は、子供に心配をかけたくないという思いを持たれている方も多いと思のではないでしょうか。

しかし、当該者の認識と、きちんとした計画がなければ、これは心配事の先延ばしであり、問題解決ではないことをよく認識しておく必要があります。

返済計画のシミュレーション

先にも書いてきましたが、奨学金を利用する場合、卒業後の返済計画をシミュレーションしておくことは非常に重要です。

パイロットとして就職できた場合の推定収入と、生活費や返済費用を含めた家計のバランスを考慮し、返済が現実的に可能かどうかを検討します。

一般的な社会人に比べ、技術職であるパイロットは入社数年後からでも、そこそこのサラリーを得ることが可能です。

そのため、一般的な会社員に比べれば、返済はしやすいのではとも考えます。

ただ、全てがうまくいくとも言えません。

記憶に新しいところでは、コロナ禍しかり、社会・経済情勢に大きく左右されます。

そのため、万が一の就職難や経済状況の変化に備え、柔軟な返済計画を立てておくことも重要になってきます。

総じて、

親として子供がパイロットになる夢を全力で支援するためには、学費の準備は避けて通れない課題です。

資金準備の方法、奨学金の活用、返済計画のシミュレーションなど、将来にわたって子供をサポートするための具体的な計画を立てることが必要です。

子供の夢を現実のものとするために、早い段階から準備を始め、親子で一緒に目標に向かって計画することが、夢を実現するための鍵になると考えます。

ただこのように書くと、

お金がないとパイロットなんて目指せないじゃないか‼️

と思われる方も多いと考えます。

そこで次回は、お金がなくてもパイロットを目指せる方法についてお話したいと思います。

乞うご期待‼️

つづく

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