もしパイ❗️訓練に臨む上で、、、
今回は、訓練に関してのお話。
訓練において大切なことは何だろうか?
操縦技量の向上? モチベーションの維持? 色々思うところがあると思います。
そこで私からのアドバイスですが、
訓練に臨むにあたり最も大切なことは、”素直であること”です。
なんだそれ!
って拍子抜けされた方もいらっしゃるかもしれませんが、これに尽きます。
パイロット訓練では高度な技術と精密な判断が求められます。
そしてそれらを習得する基盤は、指導に対して心を開き、学びを受け入れる姿勢にあります。
新しい知識の吸収を行う上で、この姿勢が取れなかった場合、(例えば自らの考えや過去の経験に固執しすぎてしまうと)成長の機会を大きく逃してしまいます。
はっきり言えば、経験に裏打ちされた訳でもない、半分以上が思い込みのこだわりなどは全く必要ありません。
強いこだわりは、有益なフィードバックや指導も、素直に受け入れることが難しくなるため悪循環に陥りやすくなります。(いや、陥ります:笑)
素直に自分の未熟さを認めることができれば、それを改善し成長につなげることができるでしょう。
素直さは、自分自身を客観的に評価し、必要な変化を受け入れるため必要不可欠なものなのです。
教えてくださる教官側も、なるべく理解しやすいよう、場合によっては噛み砕きまくって教えてくれていることもしばしば。
自分で、なぜできないのか?を考えることはもちろん重要ですが、言われたことをとりあえず受け入れて、やってみるという姿勢はもっと重要です。
平素の生活の中においてなら、誰かに騙されることを疑う必要もあるかもしれません。
しかし、特に操縦訓練においてはそのような懸念はまず必要ないでしょう。
ですから、教官のアドバイスを素直に受け入れ、訓練に臨むことこそが技量向上の早道ということなのです。
(このように言ってはいますが、私自身もすんなりできた訳ではありません。おかげで苦労しました:笑)
また素直な心は、個人の技術向上だけでなく、バディ(訓練の相棒)や同期内での協調性やリーダーシップを培う上でも非常に有効です。
自己中心的なこだわりを捨て、常に学び続ける姿勢を持つことが、信頼されるパイロットになるための鍵にもなります。
素直であること
簡単に見えて一番難しいかもしれないこの姿勢。
これは私たちの日常生活でも同じことが言えると思います。
子供に素直さを教えるなら、まず自分が素直でなければダメでしょう!
また、いきなり”素直であろう”としても、それは簡単なことではありません。
”素直であることが大切だ!”と、日々繰り返し自分自身にマインドセットすることで、少しづつでも改善していくことができれば、好循環サイクルに自分の身を置くことができるようになると私は考えます。
今回私が言いたかった事、、、
とにかく素直であれ!
今日はここまで
つづく
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