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休職1か月目をふりかえってみる

1 はじめに

こんにちは、人生お休み先生です。
小学校教員を10年以上続けていましたが、現在抑うつ不安状態(適応障害)の療養のため休職中です。

現在、休職期間2か月目が終わろうとしているところです。(厳密に言うと、この中に「年休」で休んでいた期間や「病休」の期間も少し含まれているのですが、面倒なので全て「休職期間」としてまとめちゃいます)

まだ本調子ではありませんが、体調もメンタル面もかなり回復してきたことを実感しており、活動の幅も広がってきました(良かった~)。

今回は、1番しんどかった休職1か月目をどのように過ごしたかをふりかえってみたいと思います。

休みに至った経緯については、こちらの記事にまとめています。

2 休職1か月目(前半)

①体調面

とにかく体調が絶不調だった時期です。

・めまいで視界がぐるぐるする
・常に微熱がある
・頭が重く、締め付けられている感じがする
・聴覚過敏になる(大きい音や高い音が頭に響いて不快でした)
・光にも敏感になり、蛍光灯の明かりがしんどい

②メンタル面

メンタル面も、1番絶不調だった時期でした。

・罪悪感(職場の人や子どもたちに迷惑をかけているのがつらい)
・絶望感(自分は今後どうなってしまうのだろう)
・自信の喪失(これくらいで休んでしまう自分はダメな人間だ)
・消えてなくなりたい

③生活・行動面

上記のような体調・メンタルだったので、ほとんど何もできませんでした。

・ほとんどふとんの中でスマホをいじって過ごす
・スマホで自分の状態について調べまくり、安心したり、不安になったりを繰り返す
・夜、眠ることができず、昼夜逆転のような生活になる
・体をゆっくりしか動かすことができない
・食欲が減り、体重が落ちる(固形物が食べられず、ウィダーインゼリーや野菜ジュースくらいしか喉を通りませんでした)
・頭が働かないので、家族と会話がほとんどできない
・気晴らしで本を読んだり、ゲームをしようとしても、集中できず、すぐにやめてしまう

今まで当たり前にできていたことがほとんどできなくなり、そんな自分に対してさらに絶望感や不安感を募らせていました。

鏡を見ると、やつれ切った自分の顔がそこにあり、どんどん自己肯定感がなくなっていきました。

とにかくこの時期は毎日が地獄でした…。

3 休職1か月目(後半)

この頃にようやく予約していた心療内科を受診することができ、「抑うつ不安状態(適応障害)」と診断されました。
処方されたを飲みながらの生活がスタートしました。

①体調面

・薬の効果で眠れる日が少し増えてきた
・朝のだるさがひどく、ふとんから出るのがしんどかった
・めまいや頭の重さは、少し落ち着いてきた
・聴覚過敏と光への過敏は続いていた
・生活や栄養バランスの乱れから、歯茎が腫れ、食事がつらい時間になった
・歯茎の痛みで眠れない日があった

②メンタル面

・絶望感や罪悪感は少し薄れてきた
・将来への不安が強くなっていた(仕事のことを考えると、頭がぐるぐるし始め、落ち込みが強くなった)
・無気力感や無力感が強かった
・記憶力の低下(毎日どんなふうに過ごしていたかを思い出せない)

薬の効果でメンタルの波は最初の頃より小さくなりましたが、まだまだ不安定でした。

③生活・行動面

・行動量が増え、軽いストレッチや簡単な家事ができるようになった
・食欲が少し回復してきた
・読書ができるようになったので、「うつ」や「適応障害」に関する本を中心にいろいろ読み漁った
・会話が少しできるようになった
・外出することはなかなかできなかったが、1回だけ散歩に行けた
・やたらと手を洗いたがるようになった
・日記を書くようになった

以前よりも、できることが増えてきたので、少しだけ自信が回復してきました。

4 おわりに

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

1番辛かった最初の1か月をふりかえる作業は、結構しんどいものがありましたが、自分自身の頭を整理する上でも良いきっかけになりました。

そして、「この頃と今を比べたら、かなりマシになったな!」と前向きになることもできました。

次は、休職2か月目をどのように過ごし、何を考えていたかをふりかえってみたいと思っています。


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