見出し画像

「膵臓がんステージ4」が多い

最近読んだ小説とドラマで「膵臓がんステージ4」の人が出てきました。ドラマは奈緒さんと木梨憲武さんW主演の「春になったら」です。父親役の木梨憲武さんが冒頭で「膵臓がんステージ4」だと娘役の奈緒さんに告白します。

他のドラマや小説でも「膵臓がんステージ4」の患者を見かけました。
膵臓がんは日本人が罹患するがん全体の約4%なので、結構レアですが、物語で使われる割合はもっと高いように思います。

どうして、クリエイターは膵臓がんの設定を使いたがるんでしょう。
膵臓が沈黙の臓器と言われるのがひとつの理由でしょう。膵臓がんは初期症状が少なく、末期にならないと気づかないことが多いです。
突然、倒れて末期がんが発覚するというドラマ的な場面を設けやすいというのがあるのでしょう。
膵臓がんは、日本人のがんで亡くなる方の約10%もあり、他のがんよりも死亡率が高いです。早期発見が難しいからでしょうか。

ドラマティックな展開にしたいから「膵臓がんステージ4」を採用するのででしょうね。ちょっと偏りすぎな気もしますけど。
だから、なんだということはないですが。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?