胸がどきどきするのは

不安だからじゃなくて「新しい経験のための準備」をしているから。

そんなスタンフォード大学の授業的プラス思考を実行して、がんばっていくぞと、サポステの就職集中講座に通っていたらぶっ倒れました。

コロナウイルス陽性でした。

お腹が痛くなったり、喉が渇いたりという反応は「体が新しい経験を受け入れるために起こす良い反応」という信仰が間違っていることもあるという珍しい例かもしれません。

もともと「現象は代えられない」けれど「解釈は変えられる」。

そしてできるなら「自分に良い結果が出る可能性が高い解釈をしよう」というのがこの教えの趣旨なので、実は90%の成功と10%のコロナの10%を引いたのでしょう。

ある意味引きが強いのかもしれません。

そんなこんなで一週間、自宅待機、一昨日まではお粥もやっとで、固形物は吐いてしまっていたのですが、ようやくごはんをパクパク(いやパクぐらいの量?)いけるようになりました。

ひさしぶりに39度越えの数値を見て、病院が開くまでの時間の長さにびっくりしました。

「もう一時間たっただろう」

とスマホを見ると14分しかたっていないという事実は、あっという間に過ぎる一か月という時間を経験できる健康の最強さを教えてくれました。

夜が明けて、通院した病院で指摘されるまで「コロナウィルス感染症」にかかっているなんて全く考える余裕はありませんでした。

苦しいときは自分がほとんど眠っていないことにも気づきません。

「ちょっときつそうだけどがんばって」

「大丈夫!」

というサポステの人たちの善意の励ましがなければ、とちょっと恨めしかったりもします。

サポステでゾッとするなんて考えすぎだったといった舌の根もかわいていないのですが、もう「やっぱりゾッとした方が正解だったんだ」という方に考えが揺らいでいます。

無理して外に出なければ、コロナウィルス発症もなかったかもしれません。

それでも、部屋から出られないわたしのために母や父などがしっかりと風呂の順番とかを決めて守ってくれて、食事の上げ下げとかをしっかりとしてくれたことで改めて「家族のありがたみ」を自覚できたことはよかったと思います。

元気になったら、忘れてしまわない内に。

とりあえずはここに家族への感謝の気持ちを「ありがとう」。


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