好き嫌い 言う

「オレ、ブロッコリーやだな、オエッ」
夕飯の支度をしている私の横に来てメニューチェックをする中2。
私「これはブロッコリーじゃなくて、スティックセニョールっていうの。甘くて美味しいよ」
中2「オレにしたら見た目がブロッコリーだからブロッコリー」
(はあっ?💢) 私「食べ物の好き嫌いを言うのは恥ずかしいことだと思うよ」(平静を保つのだ、と自分に言い聞かす)

中2君のおかずプレートは、お肉やきんぴらのおかずの他に、小指の第一関節か?という程の小さなスティックセニョールをちょこんと乗せてテーブルに。わが家では嫌いと言っても小指の先くらいの量は食べようという暗黙の?ルールがあります。

中2君は真っ先にマヨネーズのついたスティックセニョールを、しかめっ面で口に放り込みました。(あきらかに不味いものを食うぞ覚悟)
みそ汁で流し込もうとして、
中2「あれ?ブロッコリーじゃない」
私「そうです。甘くて美味しいよと言ったでしょ?」(やったな)
中2「オレ、これなら食えるわ」

中2の里子君、いつもこんな感じで、里親の夫と私に言いたい放題です。

娘2人の思春期のころを振り返ると、売り言葉に買い言葉の親子バトルがたびたび起きました。親の自分もエネルギーがあったのかと思いますが、思春期親子あるあるでしょうね。

今、里子君の養育をしていると、その経験が役に立っている!と思うことがしばしば。人生経験から観て、次はこう出てくるだろう、と予測が付くこともあるある。
遠慮なく向かってくる思春期には、こちらの心の余裕が必要と思うこの頃。

熟年からのの再子育ては、体力が減っている分、省エネで余計なひと言を出さないで済むのと、気持ちの余裕があるのがプラスポイントかな。

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