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自己紹介が苦手な理由

プロフィールを更新した。

生きるのが下手な人間|旅と本と音楽と甘いものが好き|生活と趣味の記録

なんとも分かりにくく、ぼんやりとしている。
でも、これが私の精一杯のプロフィールだ。

私は相手に分かりやすく自己紹介をしたり、プロフィールを書くのが苦手だ。なんらかの枠組みや属性に当てはめて説明しなければいけない気がするから。
そして、それらを使って説明する時、私の心はなんだか窮屈そうな、居心地の悪いような気持ちになる。

・関東在住20代後半のアラサー
・身体的性、性自認ともに女性
・性的指向は迷子。今のところの自認はデミロマ/デミセク/パンセク
・不登校引きこもり経験者
・仕事を休職のもうすぐ無職
・独身恋人なし
・実家暮らし
・趣味は旅行と音楽(j-pop)を聴くこと、読書など
・現在は韓ドラにハマっている

以上が、本来、私を端的に説明するとしたら出てくる言葉たちだ。
だけど、今も書きながらお腹がきゅるきゅるしてくる。

誇れるようなものがないからとか、人に言ったところでほぼマイナスな印象を与える要素しかないからとか、「自分のせい」というのは間違いなくあると思う。

ただ、それだけではない気もする。
たとえ誰かに自慢できるような誇れるような要素だとしても、「分かった気になるなよ!分かるなよ!」と、どこかで思っているのだと思う。

たった一つの要素、属性を伝えただけで、
「あーなるほどねぇ(含みあり)」みたいな反応をされると「えっ?何がなるほど!?」と思ってしまうのだ。

一方で私自身も、誰かの文章を読む時や、人と仲良くなりたいと思った時、ついこういった属性や枠組みを知りたくなってしまう。
気になった作家さんや俳優さんとかのプロフィールやWikipediaをすぐに見ては、知って分かった気になる自分がいる。
この人とは仲良くなれそう、私と似てる!この人は好きだな、凄い人だな、とかそんなふうに。
だから、自戒も含めてそう思うのかもしれない。

一言で説明できるような分かりやすい人なんていないし、同じ属性、枠組みだとしても、同じなわけがない。

友達でも家族でも、何年一緒にいても「そうだったの!」ということは幾らでもある。
自分自身のことさえ、いつも驚かされて、把握できなくて、掴めないのだから。

だから、誰かのことを知りたいと思った時、「あーなるほどねぇ」と分かった気になる人にはなりたくない。目の前の人がどんな人か、どんなことを思っているのか、その人自身のことをちゃんとみて知りたい。

そして、自分のことも知りたいし、知ってほしい。
だから、生きるの下手な人間が精いっぱいnoteを書いていきたいと思う。

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