全部勤めたからこそ分かる、住宅会社の選び方

本日は、とある大手ハウスメーカーの営業さんから依頼を受け総合展示場へ

工務店としての仕事では無く、不動産エージェントとして注文住宅用の土地を提案させていただきました。

かつては自分も住宅展示場で働く営業マンでした。
飛び込みで来場されるお客様にモデルハウスを案内し着座してもらい、自社の建物を提案する。
次回のアポイントが取れるのか取れないのか、
初対面のお客様にいかに信頼していただけるか、住宅営業としての醍醐味が総合展示場には詰まっています。

前回の記事で少し触れましたが、私のキャリアは

ハウスメーカー(注文住宅)

地方ビルダー(注文住宅)

地域工務店(注文住宅・規格住宅・リノベ)
不動産エージェント(建売・中古・マンション)

一般のお客様が住宅購入を検討される上で比較されるほとんどのカテゴリをキャリアの中で網羅してきました。

この経験は私の大きな財産です。

商売を抜きにして、自分の大切な友達に心からオススメできる住宅会社は?

↑このような質問が来た時私の中の答えはただ一つ『予算が合うなら大手ハウスメーカー』

理由は3つ
①【耐久性】
大手ハウスメーカーの実績は数知れず。
全国各地で発生したミス、クレームが瞬時に共有され、現状の商品に反映されています。
構造躯体(骨組み)の劣化対策や結露対策、外壁の耐久性などはその他のカテゴリの住宅会社とは比べ物にならないぐらい徹底されています。
よって入居後のメンテナンスコストを極端に抑えることができます。


②【耐震性】
大手ハウスメーカーの耐震等級はほとんどの会社で最高ランクの『等級3』
大地震で倒壊してしまうと、かなりのマイナスブランディングですからね。
また型式認定制度という大手ならではの認定ルールがあるので、構造的に無茶な間取りは提案されないというそもそもの事情もあるのですが、、、
何はともあれ災害時に安心できる家づくりは必須かと思います。


③【良い担当者を引き当てる確率】
個人的にこの点↑が一番かと思っています。
注文住宅という買い物は特殊で、契約する際は、何もない土地の状態です。
つまり、関わる営業、設計、コーディネーター
現場監督、職人によって大きく満足度が変わります。かなり偏見ですが、優秀な担当者は大手に集まります。能力が高い担当者は報酬がたくさん貰える所で働きますから。
正直営業と設計のレベルは工務店と比較するとかなりの差があります。

まとめると家づくりにおける大きな失敗を防ぐ為の一番の選択肢が大手ハウスメーカーを選ぶことだと個人的に思います。

↑この内容は私が家業である工務店で商談させていただくお客様にはすべてお話ししています。

その上で当社ではハウスメーカーの良い点を取り入れ、苦手な点を改善し、そこに地域工務店たがらこそできる家づくりをプラスしてお客様にご提案しています。

内容は後々記事にします。

工務店がハウスメーカーの悪口を言うほど見苦しい光景はありません。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?