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郵便配達員の私が業界未経験でシナリオライターになれたわけ

はじめまして、十兵衛です。私は現在、郵便配達員として働きながらクラウドソーシングでYouTubeの台本作成の仕事をしています。 ただ特別、文章を書くのが得意なわけではなく出版社でアルバイトをした経験があるわけでもありません。ただ本を読むのは昔から好きでしたし、歴史が好きだったので大学は文学部の史学科に進学しました。そして、卒業後は一般企業に就職しました。しかし、色々あって2年で退職後はヤマト運輸の仕分けや佐川急便の配達員など、職を転々とし、今現在は郵便配達員として生活しています。そんな私が副業でシナリオライターになった経緯を話していこうと思います。

1.シナリオライターを目指したきっかけ

正直、初めからシナリオライターを目指していたわけではありません。ただ、毎日郵便配達員として同じ作業を繰り返す日々にやりがいを見いだせないでいました。もちろん感謝された時はやりがいを感じていましたが・・・。さらに副業ブームもあり文章を書くことしか自分にはなかったのでクラウドソーシングで案件を探しました。

2.最初の案件はコンビニのアイスについての感想だった

クラウドソーシングではタスク形式(簡単な記事の作成、納期もなし、承認されれば報酬がもらえる)とプロジェクト形式(クライアントの募集に対してwebライターが提案し、採用になればお仕事スタート)があるのですが、最初からプロジェクト形式で採用される自信はなかったですし、タスク形式で8割以上承認されるようならプロジェクト形式でもやっていけるという情報があったので、単価は安いですがタスク形式の仕事を10件こなしました。そして、10件とも承認されました。いけると思ったのですが・・・・。

3.ポートフォリオを提示して案件獲得にこぎつけるが・・・・

タスク形式で仕事をこなせたので10件以上のプロジェクト案件に応募するも、なかなか採用されず、自暴自棄に陥っていたのですが、自分で運営しているブログがポートフォリオとして使えそうだったのでそれを公開し、さらに歴史関係の案件に集中して応募すると1件案件を獲得する事ができました。しかし、テストライティングの案件しか獲得できず単価も安く継続性がなかったのでなかなか仕事をいただく事ができませんでした。


4.徐々に継続案件が増えていくが・・・・

それでもコツコツ続けていくと、継続案件も増えていきました。さらに歴史関係だけでなく雑学や、以前にFXをしていたことがあったのでFXのブログ記事作成で継続案件をもらいました。しかし、それでも数回ぐらいで仕事が終わってしまう。やはり、本当に昔から活字に慣れてきたプロには勝てないのか・・・と少し自暴自棄になっていました。そんな時、ある案件を目にします。

5.シナリオライターで他のライターとの差別化を図る

確かに僕の文章力では他のライターとの差別化を図る事は難しいと感じました。しかし、シナリオライターだと誰でもできるものではないですし、これができたら単価も一気に跳ね上げる事もできると思い、初心者でも応募可能な案件を探し、さらにゆっくり解説動画が好きだったのでそれらの案件に応募しました。そして、運よくテストライティングの案件をいただき、そこから継続案件にこぎつけ、かなりの数のシナリオを作成しました。

最後に、シナリオライターになって良かった事

私自身シナリオライターになれて良かったと思っています。案件獲得の仕方から、Zoom等での打ち合わせ、何より自分のオリジナルの文章が世の中に出回る事が嬉しかったですね。 確かにシナリオライターをできる人も世の中にたくさんいますが、郵便配達員の仕事ができる人よりは少ないと思いますし、何より仕事にやりがいや面白みを見いだす事ができました。 やっぱり自分が必要とされているって感じることって大事ですよね。 仕事でも人間関係でも・・・そんな感じで副業ライターとして活躍していきたいと思います。













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