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日記 サッカーW杯③GLスペイン戦

1勝1敗で迎えた第3戦。
相手は優勝候補のスペイン。
おそらくドイツはコスタリカに勝つ可能性が高いことを考えると
引き分けも許されない(総得点絡みにはなるが)。

前半、予想通りスペインがボールを支配して攻め込む。
日本もハイプレスから奪って惜しいシュートを放つ。
そこまで悪くない流れかと思いきや前半10分、
左から右へ揺さぶられ、精度の高いクロスが。
真ん中モラタにピンポイントで0-1。
くぅー-、さすがに強い。
その後も圧倒的にポゼッションされながらも
そのまま1点ビハインドで前半終了。
負けてるけど前半ドイツよりは圧力ないぞ。
まだいける。

後半三苫、堂安を投入し、得意の攻撃モード。
開始早々それが的中する。
三苫のハイプレスを起点にチーム全体で連動。
相手のクリアが小さくなったところ伊藤がカット。
そのこぼれを堂安が拾い左足一閃!
相手キーパーの手に触れるも弾ききれずそのままゴール。
きたー----!!
すげー-、どんだけ早いんよ、あのシュート!
(後の計測によるとGLで2番目のスピードだったらしい)

そしてそのわずか3分後、
伊藤、田中、堂安とパスをつないでペナルティーエリアまで侵入。
堂安が相手と駆け引きしながら縦にずらしグラウンダーのクロス。
1度は流れゴールラインを割るかというところ、
三苫がギリギリ折り返し中の田中が押し込みネットを揺らす!
ゴールか!?ラインアウトか!?
会場は騒然、主審はVARを選択。
本当に長い時間結果が出ない、
それくらい微妙なところ。
そして主審が指したのはセンターサークル。
ゴーー-----ル!!!
逆転!!ドイツ戦と全く同じパターンや!!
ちなみに三苫が折り返す際のボールは1.8mmラインにかかってたそう。
本当に紙一重。

後半、精力的に走り回った前田から浅野へ交代。
ポゼッションする相手に必死で守る。
全体的には安定してた守備。
だが一瞬アセンシオの左コースが開いてしまい
シュートを打たれるも権田がはじく。
またエリア内で細かいパス回しで崩されたシュートも権田がキャッチ。
危ねー--、ナイス権田!

長いロスタイム7分経過した時、
日本の歴史が変わった。
ピッチになだれ込むベンチのメンバー。
まるで優勝したような歓喜!
それくらい価値のある1勝だった。
すげー-、こんな事がある!?
スペインに勝って突破って!!
もうね、涙が止まらんかった。

これでベスト16。
長年打ち破れなかった壁を超えるための挑戦権が得られた。
4度目の正直なるかどうか。

ドーハの悲劇からドーハの歓喜に歴史が塗り替えられた瞬間だった。


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