見出し画像

毒親と良親の『協力』の違いとは?

 どうも、毒親のサファリパークこと、現役の毒親と生活している子どもこと、母煩です。

 本日のは話題は親によって違う『協力』の意味、です。

協力とはシンプルに、手助け、支え合う、みたいな、そういう意味ですが、毒親と良親ではこれの意味合いが全く違ってきます。


良親と毒親の『協力』の違いの例


 まずは良き親である良親の場合。
これはシンプルに、文字通り『協力』しあうことで間違い有りません。
 
 例えばお金の場合。(本来親が子どもに借りるのは言語道断ですし、親としてのプライドがある人はまず子どもに苦労をかけまいと子どもから借りることは決してしません)
 良親の場合、基本中の基本である、『借りたものは必ず返す』という、借りた人間が必ずしなければならない当然の行動をします。
しかもそれをきっちりと期限を決めて、きっちりと返す、が基本です。
 そしてしっかりと、すまん、助かった、と感謝と謝罪の一言も添えるものです。
ようは、人としてしなければならないこと、ということを、しっかりと出来るのが、良親に必要なスキルであるということです。

 今ここまで読んで、いやそれ当たり前だろ、と思った方、多いと思います。
ですが、ご安心ください。

毒親にとってそういった当たり前の行動というものは
どうでもいいんです

正確に言うと、どうでもいいってわけでありません。
正確には、身内に対してはどうでもいい、というものです

 これを読んでいる人の中で親にお金を貸している、という人、居ますか?
安心してください。

 それ、返ってきませんよ\(^o^)/

 初めにも言った通り、まず親としてしっかりとしたプライドがある人はまず子どもからお金を借りるなんていう迷惑行為は絶対しません。
もちろん、例外もあるでしょうが、まずありえない行動だと思ってください。

 なぜかって?
貴方が親で、子どもが居た場合、社会人として働いている子どもからお金を借りたいと思いますか?
汗水たらして、場合によっては嫌味な上司のもとで働きながらも日々を生きるために稼いだそれを、貴方の都合で借りたいと思いますか?

私は思いません。そんな事するくらいなら食事のランクを下げるなり、生活費の見直しをするなりしてなんとか盛り返せないか考えます。

 普通の人であればそう思いますよ。

ですが、毒親は違います。
ここで話を先程のお金を借りた場合の反応に戻しますが、毒親の場合、身内から(特に自分の子ども)お金を借りる行為になんら抵抗は有りません。
正確には、抵抗はあっても、紙レベルにぺらっぺらで、すぐに破れてしまうレベルの抵抗です。

ここで実例を出しますと、ある一人の元ニートが居たんですよ。
そのニートがなんとかして、とりあえずアルバイトをすることに成功したんです。
もちろんなんにもスキルもないニートが、手とり20万なんてきつい仕事でもしない限り取れないものです。
ですが、手とり14万なら、倉庫のアルバイトなどでも十分届くものです。
そこで毎日働いてアルバイトに、親はこう言いました。

今週の食費代を貸してください

 初めは元ニートという歴もあったため、その子はまぁ仕方ないか、と1万円を貸しました。
ですが、来る日も来る日もお金は返ってきません。
時折5000円、1000円、と完全とは言わずとも返ってくることは有りました。
ですが、母親は自身がドライバーで長距離を走っていることを理由に、食費と風呂代が足りないからと毎週借りに来る始末。

 そして気がつけば親への貸代金はなんと80万。

今では合計160万だそうで、様々な事情からニートに戻ってしまい、時折派遣に行くくらいしかしなくなった彼の手元には、未だ160万は返ってきてないそうです。

 実話です。
そしてそれは現在進行系です。

はい、見て分かる通り、毒親とは、一度借りると麻薬のごとく、こいつは貸してくれる、または身内なら貸してくれて当たり前、という思考になってしまい(もしくは初めから『協力してもらって当たり前』という思考)、返す気なんて微塵もなくなってしまいます(元から無い可能性もあります)。

 これが良親と毒親の『協力』の違いです。

簡潔に述べると、
良親の『協力』は文字通りいざというときはお互い助け合おうという真っ当な意味であり、

毒親の『協力』は、してもらって当たり前、当然だろ、という意味になります。
なので毒親の『協力』とは、事実上の『強制執行』に当たります。

事実、お金を貸すことを渋ると、いかにもな言い方で、この家から出なあかんな、とまるでお前のせいで、と言いたげに言ってくるんだから本当にたまったものでは有りません。

 

いかがだったでしょうか。

上記の毒親と良親の違い、分かりやすかったでしょうか。

良親と毒親の『協力』はまるっきり意味合いが違います。
もちろん、上記のような例が絶対正しいとは限りません。

 どうしても厳しいときは、貴方に頼ってくる良親もいるかも知れませんし、逆に金なんて借りるか!というプレミアな毒親もいるかも知れません。

ですが、毒親と良親の『協力』とは基本的にはこういった違いがあると考えておいて損はありません。

 もし自分の親が毒親かわからないときは、何かしらの『協力』を頼まれた時、一度断ってみてください。
毒親ならば、態度や言動に出たりしやすいので、目安になりますよ。


 では、今回も閲覧していただきありがとうございました。

次回もまた楽しみにしていてくださいね! ではノシ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?