見出し画像

本の紹介

おススメの人:体の不調が続く方・心と身体のつながりに興味がある方・病気のが起こるメカニズムに興味がある方

心と身体、わかっているようで実はつながりをしっかり理解していないのがこの部分なのでは?
この本を読むことで自分の内側に意識が戻り、不調は自分自身からのメッセージだと明確にわかります。

”病は気から”、”ストレスが原因”と言う言葉はよく耳にしますが、実際自分の体調が悪くなるとどうしているか考えてみると・・・

頭痛→頭痛薬
下痢→下痢止め
皮膚の痒み→病院を受診したり、市販のクリーム等を塗る
病院へ行っても原因不明→胃薬など症状を消す薬が処方される

このような対処法を行っている人が多いのではないでしょうか。

私自身は7歳から続く頭痛に悩まされ、頭痛薬の服用のし過ぎで脳内薬物中毒になり、薬が効かない状態になっていました。つまり、症状をずっと消そうとしていたのです。

しかし、この本を読んで、今目の前にある自分自身の不調は、なんらかの行動によってできていて、その行動の前には思考があるということを知り、自分にしっかり向き合うようになりました。
今では、薬を飲まなくても自分と向き合うことで治せるまでになっています。

また、本の中で病気とは、
「行動を通して反復する時にだけ思考はふさがれ、病気となって現れる。特定の病気は体のある部位に居座っている思考や感情的な反応の結果が必然的に肉体に現れたもの」
とされています。
つまり、思考と感情の関係が、特に免疫システムにダメージを与えるという重要な役割があるのです。

最初は頭で理解するのが難しく、理解することを途中で投げ出しましたが、頭痛を治したい、病気を防ぎたいという思いから、何度も何度も読み返すと、だんだん理解できるようになっていきました。

そしてもう一つ大切なのは、感情です。

自分の今までの経験から得た価値観により、思考には自分の価値観がのった感情がついています。その感情が内面のバロメーターとなり、危険を察知した際には、逃避反応やストレスという形で表現され、それが慢性化した場合には病気として現れるということでした。

大切なことは、感情が動いたことに耳を傾け、自分の思考・行動パターンを読み解き、ホメオスタシスを発動させることが病気の予防になることを理解しました。

対策としては、何か不調があったときは、少なくとも3日前のことを振り返り、「この期間中に日常生活ではどんなことがあったかな」、ストレスを感じたことは何だったかな?と自分と向き合っていくことなのです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?