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[詩]去り行く日々

振り返ったらあっという間の過去の中

よく目が合う人がいる

その人はたった一人、窓の外見てる

装いなのか何もなかった顔して

気づいたら二人きりの時の幸せの中

その日はきっと何とか、良い日にしようと

過ごしてたよ、心を鳴らしながらね

あの日こそ僕の後悔になるとはね…

ナイトフェリーに間に合うように僕は駆ける

一つも後悔なんてない

いつまでも同じような日々は続けられないさ

悲しさはもう既に飽和状態で

後にも先にも何もないという当たり前が

僕の頭を縛り付けていて

ただ、それはそれで

楽しかった、去り行く日々

きっと、君にも素敵な人がいたんだろうな

パズルの欠片を無くしたような痛みを

共に引き連れて

去り行く街をただ見つめている




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