第7回「できるリーダー」と誰でも言われるようになるためのコツ(成果を出すための最強の組織マネジメント)~着任後の4月からすぐに考えられることはすべて取り組みなさい~

こんにちは。
今日のテーマは「着任後の施策は4月からすぐにやりなさい」です。

所信表明演説の重要性は前回お伝えしましたが、マネジメントが考えていることは、すべて着任直後の4月当初から実行に移すということが非常に大切です。

具体的にはPDCAサイクルを回すための週次や月次でのミーティングやチーム員の誕生日をお祝いするといった取り組みが特にこれに当てはまります。3か月くらいたって落ち着いた7月くらいから突然、PDCAサイクルを回すためのミーティングをはじめたり、チーム員の誕生日をお祝いしはじめたりしても手遅れです。特に誕生日はすでに4~6月生まれの人がいたらバックデイトになってしまい、やらないよりはマシかもしれませんが、その効果は半減してしまいます。もちろんマネジメントをしてみて3か月くらい経って、軌道修正したり新たな取り組みをしたりすること自体を否定するものではありません。

ただし、私が申し上げたようなことは着任前からしっかりと準備さえしておけば、4月の着任当初からできる筈のことは最初から実行に移すべきです。1on1の実施などもそうですね。まず、4月からすぐに実施して年度を通じて継続していくべきものだと思います。

非常に厳しい言い方をすると、要はマネジメントのチーム員からの評判は最初の1か月で決まるといっても過言ではありません。そして最初にチーム員に悪い評判や印象が染み付くと、それを取り戻すには相当の時間がかかります。そうならないように、着任の最初の月から悔いが残らないように、考えられる手はすべて打っていくようにしてください。ダメだったり、失敗したら修正したり、ヤメれば良いのです。

2022年11月5日


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