その26 続・カイジュウK対策
(約1000字)平成11年9月24日(K1歳)
あんよ、ハイハイが上手になって、さらに凶悪化しているカイジュウK、前回の続き…
対策④ 3階への階段をピアノの椅子等でふさぐ!!
ピアノの椅子だけでは隙間から上るので、1段目に座布団を置いてガードした。
普段はこれ位で大丈夫なのだが、私が3階に上がってしまうと、これらを力づくでどかしてでも上がってこようとするので、要注意。
対策⑤ 戸棚の扉をガムテープでとめる!!
最悪なことに、我が家の戸棚はとても開けやすい。
しかし、外から見たところ、扉が開くようには見えないので、カイジュウの前では開閉しないように気を付けていた。
そうは言っても、全く開けないわけにはいかず、ある日、彼は、洗面所に下に面白いモノがたくさん入っていることに気付いてしまった。
さて、困った。
全て開かないようにすればいいのだが、カイジュウは、全然開かないと怒る。それに、不便。
とりあえず、シャンプーや洗剤の入っている危険な方だけとめた。
今のところ、カイジュウは、父ちゃんの服やゴーグルなどを引き出して満足しているが、いつ、食器棚に気付いてしまうかドキドキしている。
それにそのうちきっと、ガムテープだってはがしてしまうに違いない。
カイジュウ自身のケガや誤飲を防ぐための対策は、今のところこれくらいだが、この他にも、カイジュウの犯行による被害は多々ある。
カイジュウが静かに気配を消している時が、最も危ない。
「あれ?静かだけど、Kは何やってるんだろう?」
という時は、大抵大変なことになっている。
ティッシュペーパーが、大量に引き出されていたこともある。
きちんと畳んでおいた洗濯物が、まき散らされていたこともある。
父ちゃんのカバンの中身が出されて、よだれでベトベトになっていたこともある。
ゴミ箱をひっくり返して中身を出し、ゴミ箱をかじっていたこともある。
本は、片づけるそばからくずす。
トイレットペーパーは、いつの間にかベロベロに垂れ下がっている。
これらのことを、音を立てず、実に静かに、黙々と、しかも、ニコニコと楽しそうに、やってのけるのである。
あまりダメダメと言っていじけた子にはしたくはないが、「危ない!」は、早くわかるようになってほしい。
「熱い!」はすぐにわかって、自分でも「アチッ!」と言って、手を引っ込める。
カイジュウが眠っているとホッとするが、なかなか起きないと寂しくなってくるから不思議である。
つづく=^_^=
さーて次回のお話は・・・
『Kのお気に入り』です=^_^=
長男Kがアトピー性皮膚炎とわかってから、2か月ほど経った頃。 この怒涛のような日々を振り返る余裕が出てきたところで、新聞にまとめてみようと思い立ちました。
この頃は大変だったけど、今振り返ると、よい思い出です。
原文は、手書きで書きなぐっているので、noteで発信するに当たり、表現等付け足したり直したりしています。
今回の原文は、こんな感じ↓↓↓
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