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理学療法士国家試験対策~泌尿器編~

この記事では理学療法士国家試験のうち泌尿器の分野についてどんなことが出題されているのか解説させていただきます。

どんな人に向けての記事なのか
 この記事は「国家試験勉強を始めたばかりで泌尿器分野で何が出題されているのか知りたい」といった方向けです。そういった方への学習のハードルを下げ、この記事を読んだあとによりご自身での学習への手助けを目的としたものですので、記事を読んだから国家試験は受かると保証するものではございません。

*本記事で記載されている内容は、みなさまのお力になれるようできるかぎり間違いがないよう記載しているつもりですが、間違いがある場合もあります。その際はご連絡いただけると幸いです。

まず国家試験の勉強をする際にはまずは何が多く出題されているのかを知る必要があります。
以下の図は泌尿器の分野で過去第42~56回で出題された内容です。

第42~56回泌尿器出題数

腎臓についてが16回、尿道括約筋についてが12回とよく出題されていますね。
こうやって図にしてみるとどこを学習するべきなのかがひと目にわかると思います。

腎臓については特に多く出題されていたので、腎臓の中で何が多く出題されたのかをまた図にしてみました。

第42~56回腎臓分野の出題数

腎臓に関して多く出題されているのは尿細管や糸球体などの尿がどのような流れを辿っていくかについてが多く出題されている印象です。

それでは国家試験で泌尿器分野において何がどれだけ出題されているかがわかったところで、それぞれの解説をしていきたいと思います。

それでは具体的に学習内容を書き出して見ましょう。
・尿生成の経路
・腎臓の位置と機能
・腎単位を構成するもの
・糸球体は皮質にあるか髄質にあるか
・尿細管で再吸収されるものとされないもの
・尿管の生理的狭窄部
・尿管が開口する位置
・尿管の逆流防止弁の有無とその理由
・尿管壁は何層からなるか
・尿道の男女差
・骨盤腔における膀胱の位置
・膀胱尖につながるものと膀胱三角を形成するもの
・蓄尿時と排尿時の筋とその支配神経
・膀胱で生成されるホルモン

についてこの記事では解説させていただきたいと思います。

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