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ガンダムseed フリーダムを観た感想

池袋のサンシャイン映画館で9時10分上映の【機動戦士ガンダムseed フリーダム】を観てきました。

面白かったです。面白い理由がいくつか見ていてわかったので書きます。

1.人間関係の表し方が上手⇒人間関係で物語を進呈させていくので、情報量が多かったり、アニメを観ていない観客の人でも作品を見終えることができる
*映画⇒アニメ 流入層を意識していると思いました。

冒頭で観ていて、15分程でほとんどのキャラクター同士の人間関係を観客に察っせさせるのが凄いなと思いました。

①ラクスとキラ

ラクスはキラのことを大切に想っている⇒キラもラクスのことが大切。でも、

・ラクスとのプライベートの時間より使命(仕事)を優先する
・ラクスが役割として他の男の人と踊っているのを受け止めるが、傷心してしまう

クゥ~ キラ 頑張れー!!って思ってしまいますわ

②シンとルナマリア

ルナマリアはシンのことを気にかけているが、シンは鈍感

そこに別の女キャラクター(ルナマリアと真逆)がつかかったり、シンと別れることでルナマリアの気持ちがわかる~

③シンとキラ

元々アニメディスティニーシリーズでは、敵同士だったが最後キラから認められ、一緒に戦っていこうと言われ、キラに惚れた男シン

敵にシンのことを馬鹿にされると怒ってしまったり、
アスランとシンが喧嘩をすると、アスランの方を止めようとする

くらい キラに惚れている。

だからこそ、

惚れたが故に、戦場では前線ではなく後方支援の任務を与えられることに対し、【信頼されていないんだ】とシンは認知してしまう。

シンのキャラクターが面白いのは、

・勝気
・未熟
・人に寄って態度が違い過ぎる
・鈍感

で所謂、愛されキャラクター

可愛い シン あとディスティニーガンダムに乗ったら、強いわ


2.各キャラクターの特徴がしっかりしているので、キャラクターのパターンがわかって面白い

①仲間の眼鏡をかけた頭めちゃくちゃキレル隊員
サポートしますの安心感と信頼感がえぐかった
ほぼ戦艦の中でしか出てきませんが

②リアクションが間抜けで大きい奴
面白キャラ。展開と展開の間でほっとさせてくれる

③クソ生意気な敵キャラ
あーあ 殺しちゃおうぜ 等等
これはガンダムseedシリーズに出てくる未熟で安定していない生意気な若い敵キャラに共通している描き方ですね

④不可能を可能にする頼れる男 ムウガ・フラガ

いつも盾で守ってくれるし、マリューを助けに来るのほんまイケメン

⑤クールで謎で頼りになるキラの親友 アスラン・ザラ
コイツいっつも 第三者の噂話で持ち上げられたり、単独行動したり、キラを叱ってくれるし。イケメン。あと強いわ

⑥眼帯の味方のオレンジ髪の女

わかっているわ。もう台詞が安心で、カッコいい。そうだよね。わかっているキャラクター

*あとはそれぞれのプロットを動かしたりするキャラクターで役割明確で思考の特徴などもあってよかった!

3.味方と敵キャラクターにそれぞれ【真実】と【嘘】を
テーマとその反論 を載せている

今回のテーマは

①人は生まれながらに運命は決められているのではなく、自分で選択していくべきだ

②歩みを一緒に進めて行く人は大切にせよ。つまr、愛

この2つがテーマの原理になり、物語の根底にずっとあった。

①キラ・ラクス VS ボスイケメンと青髪女

ボスイケメンはこの世をよくするためだけに生まされたその背景に呪われて、【嘘】を信じてしまった。その【嘘】で混乱していたのが青髪女。最後イケメンボスは青髪女に救われたと信じたい。可哀そう

②ルナマリア VS 月夜のワルキューレ女

いやー 外見や見た目や肩書で男を選んでねえよ!

っていうのをルナマリア描いてくれてありがとう!


最後に…

これだけ壮大でワクワクする物語を壮大なテーマを元に、キャラクターとプロットの掛け合わせで2時間飽きずに観させてくれた制作陣には感謝です。

一緒に観に行っていた後輩が

ガンダムはまじで最高で、今回完璧でした。

よかったのは

・キラとアスランの殴り合いでキラが自分一人で悩みを抱えていたことから、本音を皆に共有したこと

・キラがラクスを助けた時の、
【必要だから愛するのではなく、愛するから必要なのです】

考えさせられたようです。マッチングアプリで色んな人と会うのをやめようと決心ついたそうです(笑)

ありがとう!ガンダム

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