発達グレーなジローくん〜何のために勉強する?〜

来月末、子どもの発達専門のクリニックにジローの初診の予約をしています。

受診を決意した目的は、家庭での学習時に頻繁に現れる衝動的な行動(プリントをぐちゃぐちゃにする、えんぴつや机のものを振りまわしたり投げるなど)や、癇癪についての相談です。
年齢のわりに、頻度とその様子が、素人目線にしても何かあるんじゃないかと思う。(なので発達障害グレーゾーンと勝手ながら表現しています)
幼少期からの様子や、年長時に市の支援センターで受けたWISCの結果などからも、併せて相談してみたい。
ジローに書字障害があるのか?についても相談したい。

医師から見たジローの行動の見解を知り、アドバイスがほしい。
そして、学習の困難さを軽減するために学校の先生に配慮をお願いする際の後押しとして、医師の意見がほしい。


2年生になったら、担任の先生に相談したいと思っていることがあります。
①算数は、躓いている場所に戻って毎日少しずつ学習していきたいので、宿題はできる範囲だけやらせてもらう形でも良いか?
②家で行う漢字の宿題は、ジローが覚えやすい練習方法で学習させてもらう形でも良いか?

私は、ジローにがんばらせすぎていないか?
という点を、何より気にしています。
泣いてまでやらないといけない宿題って何だろう。家でこんなに嫌がって拒否している勉強を、学校では大人しく受けている。すごく我慢してるのではないだろうか?

ジローは、本人が本来持っている能力以上のことを必死で理解しようと毎日頑張っています。
スムーズに理解し、なんなくこなしている子達以上に頑張ってるんじゃないかと思う。
みんなが笑っておしゃべりしながら軽やかにウォーキングしている道を、ジローは必死で走りながらついていっています。

これから先、どんな先生が担任になるかはわからない。
『みんな勉強は嫌だけど頑張ってますよ。ジローさんも同じように努力してください。』
と、もし言われてしまった時のために。
医師からの助言をお守りに持っておきたい。


人生、勉強が全てではない。
ジローには良いところがいっぱいある。そこで勝負してくれたら良いと思ってる。
でも、日本で学校に通い、教育を受けていく中で、1日の大半をしめる"勉強"が、ある程度"分かっている、できていること"って、本人の自信、自己肯定にも大きく繋がってくる。
ジローの心を大切にして、でも諦めずに少しずつでもジローのペースで学習させてあげたい。

親としてまずできる範囲で、環境整備を進めていかなければと思います。

受診を秋頃に決意し、目星をつけていたクリニックのホームページをのぞいてみると、初診の予約は一年待ちでした。
もう一方のクリニックが、早くても初診は4ヶ月は待ち。(こちらにしました)
噂には聞いてましたが、初診にたどり着くだけで大変です。

ドキドキしながら、初診の日を待っています。



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