あえて文字だけで観光ガイドブックを作る

はじめましての方ははじめまして
そうでない方はこんにちは狐猫です。

さて、今回の記事は「文字だけでガイドブックを作る」です。

「どういうこと?」と思った方多いと思います。
説明した方が早いと思うので、早速説明していきましょう!

皆さまは観光ガイドブックを思い浮かべた時にどんなものを思い浮かべますか?

「キレイな写真があって」
「行きたくなるような情報が満載」
「るるぶとか」
「値段もちゃんと書いてある」

こういったことを思い浮かべた方多いのではないでしょうか。それら全てあってます。
そりゃ魅力的で行きたくなるように促す本ですからねぇ〜沢山情報も載ってますよ〜

では、上述もした「るるぶ」
この1ページを思い返してみてください。
すっごい沢山情報載ってて、写真もいっぱいあって、行きたいところが決められないくらいボリューム多いじゃないですか。

私はここで1つ疑問を持ってしまったのです。
「情報載せすぎでは?」
これです。
ブログやyoutube(Vlog)も同じです。

綺麗な写真が沢山貼られ、行き方の詳細も書かれ、歴史まで書かれている。これではその場所に行くまでにそこを知りすぎるのではとずっと思っていました。これでは観光がただの「観光ガイドブックの答え合わせ」にしかならないと考えたのです!

旅好きな私はアホですから、行った時の感動とか味わいたい人なんですよぉ…

答え合わせにならないガイドブックというものが無いなら自分で作ればいい!

ってことでガイドブック…自分で作りました!

私は趣味で小説書いていたこともあり、小説でガイドブックを作ることにしたのです。
それで書いたのが「京都の旅行記」です。

私が旅をした経験をそのまま小説として文字に書き起こし、観光スポットなどは私が感じたことや、見た目の特徴などをできる限り細かく書きました。

ただ、もちろん写真はありません。
あくまでも小説ですからね。

京都の情景を私の完成の内で可能な限り鮮明に書きました。
一般的なガイドブックと違うところは
「文字だけなので思っているよりも細かく書かないといけない」ということです。

文字だけで写真の情報と張り合おうとしてるんですから!そりゃそうですよ!
”ここは苔が蔓延る苔寺。雨の日に来るとただでさえ薄暗いのに日差しが射さないため暗くなるし、雨によって苔がイキイキと存在を強調してくる。なので、より一層世界観が増されることになる” 祇王寺

こんな感じで頑張って魅力を最大限言語化したんですよ~

細かく書かねばそもそも伝わらぬものがあります。
例えば「道」です。
「清水寺までの道を最寄り駅からたどり着くまでを文字だけで表してください」
めちゃくちゃ難しいです。

ただ、ガイドブックを名乗っている以上たどり着けないことは許されません。そのため、できるだけ「何を見たか」「その時何を感じたか」を随所に書くことでどうにか乗り切りました。

こういった難所を乗り越えて無事作り上げることができました。
主人公の視点は私なのでよりリアルな旅をお届けできるかなと思っています。旅における珍道中も書いているのでガイドブックというだけでなく、1つの物語としても見て欲しいですね。

キャッチコピーは
「読めば旅行に行きたくなる。京都に行ってないのに行った気分になる」
です。

ちなみに・・作品自体は6万6千字です。
制作期間は約4か月
超時間かかります。やばいです。

小説ってそんくらい書くの大変なのです。
ありがたいことに意外と読んで頂けているので嬉しいですね。

文字だけのガイドブックなんて不便だと言う方もいるかもしれませんが、文字だけのガイドブックを見てわからないところは実際に行って、わからないところの埋め合わせをして欲しいんです。

それがちょっと変わった旅の楽しみになれば幸いです。
わからないことの埋め合わせという変わった旅ではありますが、そういった旅もまた面白いんではないかと思います。

ぜひ気になった方は「小説家になろう」にて掲載していますので、見てみてください。

では、今回はこれで。
さらば





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