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自分史(1990年頃)隣町との抗争。

「おい!何やってるんだ!!」

「はやく飛べ!!」

小学校に通う前だったか、小学校低学年だったか。私は追い詰められていた。

この川(写真参照)を飛び越えなければ、後方に迫りくる敵に捕まってしまう。もうダメだ。
捕えられればリンチにされるかもしれない。

そのとき、一度川を飛び越えたはずのシンパ(いちばん年長で、本名は信一くん)が、また川を飛び越えて戻ってきてくれた。

「ったく。しょうがねぇなぁ…」

そう言うと、シンパは私を脇に抱えた。

「いいか?1,2の3で飛ぶぞ!」

気が付くと私は無事に川を越え、逃亡に成功していた。

おかげで、私は命からがら敵の魔の手から逃れることができた。

めでたしめでたし。

って

そんなこと、本当に出来る!?

小学校高学年で6歳くらいの子供を脇に抱えて1.5mジャンプできるか??

でも、私はそう記憶している。

っていうか、町内同士の抗争ってなに(笑)???

いや、これは夢の話しじゃないんです。
ノンフィクションです。

でも、ある日「隣の町内とケンカだ」ということで駆り出された私は、生卵とか石とかを武器に持ってそのケンカに参加したのだ。

どんな時代だよ(笑)

まったく、正月だからって田舎に帰ってくるといろんなことを思い出すな。

でも、あのときシンパは完全に私のヒーローだった。


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