見出し画像

福祉の仕事について考える。part37

こんにちは!No.Planです。
昨日の大雨が嘘のようにいい天気になりましたが、明日からはまた天気が崩れるとのこと。大雨の中の送迎で全身濡れてしまったわけですが…奥さんに「今日の雨はすごかったね」と伝えると、「え?降ってないよ」とのこと。あれま、びっくり!地域によってはまったく降っていなかったとのこと。日頃の行いのせいでしょうか?

皮膚観察について

高齢者、障がい者ともに含めて「皮膚観察」は重要なことだと感じる出来事がありました。

昨日、奥さんからの連絡で「おばあちゃんの健康診断に行ってきたんだけど、褥瘡ができちゃってた」とのこと。入所してまだ日が経っていないだけにもともとあったのかどうかを確認するとなかったとのこと。
在宅の時には、褥瘡予防マットを使っていたことから、なりにくくなっていただけに、なんだか少し残念に思ってしまった。

まぁまだ入所して日が浅いことと、ご飯もしっかり食べることができていることから、徐々に良くなってくるだろうと思っている。

特に、着脱、排泄、入浴の際は観察ができるため、しっかり行うようにしているが以外に目を落としてしまうこともある。
これは、利用者の状態にもよるが、「自立している人」や言い方が悪いかもしれないが「気難しい人」などはよくあげられる。

支援者が観察をしようとすると「私はなんともなってないからいいよ」と言ってくる人がいる。これは、異性、同性含めて同じ対応をしてくるのだが、こういった人に限って自分の状態に気づいていないことがある。

役者としてのスキル

言い方が派手に聞こえるかもしれないが、こうした人には何かを演じて対応すると面白いかもしれない。昔、やったことがあるが、白衣を着て「問診にきたから背中をみせてください」というとすんなり見せることがある。
医者ではないが、利用者から見たら医者に見えてしまうこともある。ただし、何回も行ってしまうと「あんたいつもいる人だね」と見破られてしまうので注意が必要だ。そんな時の利用者はなかなかにするどい。

こうして考えると、今までの利用者様との対応でいろんな人を演じてきた気がする。家族はもちろんだが、医者、大工、エレベーター管理者、有名人、など様々だ。

話がそれたが、いろんなやり方で皮膚観察は行っていかなければならない。早期発見、早期予防はとても大事だ。褥瘡もほおっておくとひどいことになてしまう。見たことがある人はどれだけひどく、そして利用者が苦しいかがわかるだろう。

昨今では老人ホームでの虐待事件が再発しているが、テレビに出ないだけで、報道されていない虐待案件は多数存在している。そうしたニュースに負けないように、日々、観察の技術をあげ、利用者と楽しく関わっていきたい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?