家族の介護に疲れたあなたへ


こんにちは🌱
リハビリを諦めたくない女性のためのセラピスト
なぎさです☺️

最近クライアント様から
“ご家族のリハビリ”について
ご相談をいただきます。


“できないことに対してイライラします”
“言葉が伝わりにくくてつい強く言ってしまいます”
“食べこぼしが多くて汚いと思ってしまいます”


これらはね、
大切な家族やパートナーをケアする方の
リアルなお言葉。


『今までできていたことができなくなる』

これがいかに大きな、大変な変化であるか。

できないことやできなくなったことが
たくさん目につき
“どうしてできないの!”
“もっと頑張ってよ!”と
大切な人をつい責めてしまう日々・・。

これはね
ご自身も辛いですよね。
決して責めたくて責めているわけではないはず。


でも
“できるはず”という期待や前向きな気持ちと
“できない”という現実が
うまく噛み合わなくて
イライラやもどかしい感情に
変わってしまう。

でもこれだけは覚えておいて
欲しいのですが
そう思うことは
悪いことではありません。

向き合っている証拠なんです。
あなたももうたくさん頑張っているはず。

だからこそ
もう少し気持ちを穏やかに
ケアに向き合えるようにする
解決策があります。

食べこぼしをしても
“あら、こぼれたよ”

伝わらない言葉は
“これなら伝わる?”

できないことがあった時
“昨日はもっとできなかったのに
 すごいじゃん!!”

と、見方がまるで
変わってしまう解決策が
あるんです。


実際に私のクライアントさまで
お子さんに対して
“どうしてちゃんと座れないの!!”
とイライラしていたお母さま。
1時間のセッションの後
お子様にかけた言葉は
「たくさん頑張ってたんだね。」
でした。

1時間のセッションで
座るための特訓をしたわけでも
椅子を変えたわけでもありません。

“座れないワケ”をお伝えして
どんな工夫ができるのかを
一緒に考えた、それだけです。

その結果ちゃんと自分で
座れるようになったり
少しでも顔を上げてくれるようになったり
そんな素敵な変化があらわれたんです。

つまり何が大切なのかというと・・

『知る』ということなんです。

どうして座れないのか
・座りにくいのか
・どこかが痛いのか
・お母さまの注意を引くためにふざけているのか
・体調の変化はないか・・
などなど、専門家の視点と
ご家族の視点を擦り合わせることで
知れることがたくさんあるのです。


そしてお母さまは
“イライラしてしまう自分も嫌いなんです。”
“理由がわかって気持ちがとっても軽くなりました。”

そうお話ししてくれました。

イライラしたくてしている人なんて
いないんです。
みんな大切な人を
大切にしたいんです。

ついイライラしてしまうのは
“知らない”からなんです。

でもそもそも
知る機会が少ないと
私は思うのです。

病院を退院した後
通所や訪問でサービスを
利用していない方は
なかなかお身体のことや
ご病気のことについて
知る機会が充分にないと思うのです。
ご家族も、ご本人も。

今自分の体に何が起こっていて
どういうことに気をつければいいのかも
何をしたらいいのかも
よくわからないことが
多いのです。

身体の状態やできることを知ることで
“だから話しにくいのか!”
“だから食べこぼしをしちゃうんだね!”
“だから痛がっていたのか!”と
原因や理由がわかったら
ケアをされる側もする側も
心が軽くなります。
原因がわからないから
モヤモヤするのです。

人間ってそういうものなのです。

“受け止める”とか
“理解する”というのは
その後だと私は思っています。

まずは知って
自分の中で理解をして
そして受け止める。
受け止められなかったら
受け止められない自分を
受け止めてあげる。

それが大事。

ご家族のサポートで
身も心も疲弊してしまっている方は
ぜひ『知る』ところから
始めてみてください。

“どうやって知ればいいのかわからない!”
という方は
ぜひご相談くださいね。
ひとりで
抱え込まなくて大丈夫。
もう充分頑張っています。

大切な人も自分も守るための
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