うつと生きていく。#02投薬治療もいいんじゃない?副作用って実は健康な人も味わっている。
うつ関連の記事って、たいてい薬を減らしたいというスタンス。
だけど、投薬治療ともうまく付き合えれば、
無理に減薬しなくてもいいんじゃない?
という話をしたい!
今回は副作用に注目して考える。
元気な人だって、副作用を受け入れている?!
うつの薬に限らず、薬に副作用はつきもの。
それを考えると、減らしたい気持ちもわかる。
私も、副作用がきつすぎて、日常生活が送れないから、
別の薬に置き換えてもらったことが数回ある。
薬を減らしたい、という話を見かけると、
副作用がひどいから、という話題とセットで見ることが多い。
副作用は罪悪みたいに思われる。
でも、実は健康な人だって、
元気な自分を維持するために、
副作用のあることをしているもの。
スポーツは、疲労や日焼け、体を傷める動きが実はいっぱい。
甘いものを食べてストレス発散したって、
肥満という副作用が・・・。
お酒やたばこが、薬よりも体に悪いというのは
ずいぶん前から言われたことだし。
それでも、自分が元気に暮らしていくためには、
スポーツや甘いもの、お酒やたばこが必要な人はたくさんいる。
つまり、薬を飲んでいなくたって、
日々の生活を維持するために
副作用を受け入れている人はいっぱいいるということになる。
結果がプラスなら副作用なんて気にしない!
ということは、副作用があるから、やめなくちゃいけない、ということないじゃないか!
副作用が主作用での効果を考えても、マイナスだった時は減らしたい。
でも、主作用(プラス)と副作用(マイナス)を足しても、
結果がプラスなら、減らさなくてもいいんじゃない?
さらに、自分の実体験として、副作用は減ることもある!と言える。
特に、体調が上向いてくると、副作用は減る感覚だ。
体調が悪いときは、気持ちも落ち込んでいるうえに、
副作用がきついから、
もちろん自分も薬を減らしたいという気持ちになる。
今でも定期的に減らしたくなる。
でも落ち着いて体調が回復してくると、
副作用が弱まってくる。
すると、主作用(プラス)と副作用(マイナス)を足すと、
明らかにプラスになる。
そうなったら、無理に減らさずに、薬とうまく付き合っていこうと思える。
最近まさにこの状態。
つらいさなかの人は、どんなことでも自由に思っていい。
減らしたい自分も大いに結構。
でも少し小康状態になったときに、
無理に、薬を否定しなくてもいいじゃない?
自分にとってプラスなら、薬も大事な自分の相棒。
スポーツでストレス発散しながら、健やかに暮らすように、
薬で、症状を抑えて、健やかになるんだ!
そのくらい薬って、肯定されていいんだと思う。
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