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うつと生きていく。冬の体調不良とクリエイティブな仕事の組み合わせ

冬はどうしてこんなにダメなんだろう、というくらい、
クリエイティブな仕事ができない。

そもそも、朝起きるのが夏の数倍つらく感じる。
暗くて寒く、肉体的に起きる準備のできていない時間に、
起きるせいだろうか?

うつ病の改善策として、
朝一に太陽の日を浴びよう!
ということが言われているが、
そもそも冬の朝はまだ明るくない。

冬は季節性のうつが発症する、
いわばうつ病患者にとっては、
最悪の季節の一つ。

(五月病の時期も危険)

北欧の日照時間が極端に低い国では、
冬季の季節性うつは社会問題だ。

こんな最悪な季節だが、
うつを抱えて20年間、
それなりにこなしてきた。

今年も、何とか乗り越えたいが、
ここ数日正直ピンチである。

強制力のある単純作業は何とか…


とはいえ家族の朝ご飯づくりと育児があるので、
本当に起きられないという日はない。

あくまで私の場合ではあるが、
うつ病を抱えていても、ある程度回復してくると、
強制力のある、単純作業は意外とできるのだ。

自分のために起きる、ということはできなくても、
家族のために、ママが起きないと大事件!という現実のおかげで、
毎日起きられている。

「起きる必要がある」と
「起きなければいけない」
の二つならば、
強制力のある「起きなければいけない」のほうが、
やる気=能動的に動く気持ち、は少なくて済むというわけだ。

さらに単純作業という意味では、
夕食づくりと朝食づくりはだいぶ差がある。

夕食の献立を0から考えるのは難しくても、
ほぼ固定メニューにしている朝食なら、
考えずに作れる単純作業なので、
体調不良の朝でも準備できる!といった具合に。

子供たちと夫を何とか送り出した後に、
1時間ほど家族のために働いたことで、
やる気エンジンが少しずつかかり始める。


子供たちが出ていった後のやる気のあげ方

それでも冬は、
午前中のやる気と思考力が急激に落ちているので、
先ず、通常の体調に戻るまで、
何も考えずにやれる単純作業や、家事に取り掛かる。

朝ご飯の片づけ、掃除機かけ、洗濯。
アイロンがけや整理整頓。

ライター仕事なら、
誤字などのチェック、
改行やタブの調整など、記事のバランスをとる作業、
執筆のための資料集めなどは、
冬の不調に襲われる時間帯でも、
何とかこなせる。

これらの仕事をこなしていると、
朝一よりも少しづつやる気や思考能力が改善されて、
段階的に難しい仕事にシフトチェンジできるのだ。

そこで重い腰を上げて、

「やる気が出てきた!
頭もさえてきたし、
クリエイティブな仕事を進めるぞ!」

と意気込んでキーボードに手を置く、

しかしここ数日は恐ろしいほど頭が働かない。

文章を打っては削除し、
考え過ぎて打てない、
の繰り返し。

そこでこのnoteに登場してもらったわけだ。

文章仕事も書きやすい文章から順番に


文章をゼロから考える仕事は、
健康な人が取り組んでも難しいことのある仕事だ。

(そもそも、仕事と呼ばれるものは、
たいていのものが、
健康な人が取り組んでも大変なものだ。)

それを不健康ながらやるということは、
それなりのテクニックがいる。

文章が書けない時、
ひたすらパソコンに向かっても、
状況は悪化していくばかりだ。

うつ病特有の気持ちの焦りが、
時間とともに増していって、
仕事ができない自分に対する無力感で、
より体調を悪くしてしまうことがある。

そんなときはとにかくnoteに書きたいことを書くことにしている。
noteには縛りがない。
文字数も自由だし、
ポジティブな内容もネガティブな内容も、
気にせず書ける。

仕事の執筆よりも、
数倍、筆が進む。

段階的にやる気を上げ、
体調を整えても、
文章がまだ書けないことがこの数日続いている。

それでも締め切りはやってくる。

だから、さらにやる気と思考力をアップさせる段階を
細かく分けて、
家事、単純作業、note執筆とステップアップし、
今日のライター仕事にもう一度挑戦する。

noteを書く前は、
思うように進まなかった作業だが、
今なら少し、書き進められそうな気がする。


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