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野菜ごはん。

ヴィーガン、ベジタリアン。
最近の私の流行りである。流行りとは先人たちに大変失礼であるが、どうにも私には流行りとしか言いようのないこの波がやってくるのだ。

今回のきっかけは料理法に行き詰ったからであった。
軽肥満判定をきっかけにとうとう一部自炊を始めた。私は実家住まいで定期収入はあれど家族は頑なに食費を受け取らなかった。
ゆえに食事面を完全に母親に任せきりだったのである。32歳、恥ずべき事実。(私の場合)
で、あすけんというアプリに登録をし、ともかく食事を管理してみることに。すぐに野菜不足と嗜好品の取りすぎがデータとなって表れた。
そこでなぜか、私はあすけんの女に挑む気になってしまったのだ。
今のところ細々と美味いとは言えない副菜を予算内で作り、消費している。
あすけんの女は褒めたたえてくれるが、野菜たっぷりの飯の後に次は野菜を意識してみましょうとかアドバイスをくれるのでちょっと抜けているのかもしれない。

ある日の食事メニューは、玄米ご飯に納豆に味噌汁、ミックスビーンズのマヨネーズ和え、小松菜と揚げの煮びたし、いんげんの胡麻和えにさつまいものレモン煮。
粗食だなぁと思いつつ(副菜は全部自分で作ったのだからそう評してもいいのである)あすけんに登録。
それがとんでもない数値をたたき出した。(あすけんユーザーの皆様、ご想像ください)
ビタミンB1B2以外すべて適正内!ばーんと緑のグラフが伸びに伸びている。
後日別メニューで挑戦してもその異様さは変わらなかった。

思ってしまった。あすけんの女は野菜が好きなのだろうか。
それとも菜食生活というものは身体にいいのだろうか、と。

今回の私的ベジタリアンブームは以上のとおりである。

それでまぁ今はレシピを調べたりなんだりしている。
もとより副菜のレシピには事欠かない野菜というもの。メインを変えてしまえばあっという間になんちゃってベジタリアン食卓の完成だ。
今の食卓はメインは家族と共有、ということになっている。だが大食漢の男性陣に合わせて肉が多く揚げ物の頻度も高い。
生活習慣病を避けたくて自炊を始めた私には向かないことも多いのだ。
しかし我が家は悲しいかな家族の仲が良い、ということになっている過干渉一家。いきなりフルで菜食を始めようものならあらゆることを疑われてしまうし栄養面での指摘もある。
そしてなにより私は菜食に耐えうるのか。違う、肉を食わないことに耐えられるのか。
結果週1、2で菜食を取り入れるのがベストであろう、というのが答え。
また始める気になったら報告します。

余談だが弟は高血圧や糖尿病といった生活習慣病の治療を二十代から開始している。すでに精神科の薬で手一杯な私はなんとしても避けたい道だ。菜食を適度に取り入れることで回避できるなら安いものである。

さらに余談だが、私はアロマテラピーやヨガが好きでアロマはようやく資格取得の勉強を始めた。
そこに菜食が加わり、さらに最近カフェインが苦手になり、小麦も避けた方がよいとの皮膚科のお達し(多分後日記載する)

……意識高い系そのものになってしまってきている、のはいいのだが一般的な友人を失いそうで怖い。そこにスピリチュアルが加わるんだもんな。
せめて菜食ももう少し広まってくれないかな……。
意図せずしてこうなる人間もいるんですよー……。

生活の木もヴィーガンカフェも無添加米粉マフィンとか、

ものすごく落ち着くんですけどね。
なんか自信が持てる、ってのは変な話かな。自分以外の人にそう言ったものを強制する気はもちろんないんだけど、落ち着くんですよね。
なんだか堂々としていられるんですよ。
プライドとかの話かしら。

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