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「書くことは、輪郭をつけて、誰かに手渡すこと」

文章を、物語を、noteを、
上手に書けるようになりたい。

そう思って、図書館の
「きょうかえってきた本」で見つけた
一冊より。

余談ですが、
「きょうかえってきた本」には、
直前まで、誰かが、
なにかを求めて手に取った温もりのような
物が残っていて、
比較的最近の本も多くて好きです。

棚にならんでいる本に
検索機から探して向かうもの
以上の、偶然の出会いがあります。

さてー。

言葉を見つけるということは、
わかったつもりだったのに
実はわかっていなかったことに


輪郭をつけて、誰かに手渡すこと。
そして、誰かの見つけた真実と
交換し合うこと。

『暮らしを変える書く力』一田憲子さん


一枚数行で大きくかかれた
冒頭の数ページで胸を打たれました。

「解像度」は大事だなあと
最近のキーワードでもあるのですが、


「輪郭」

といいかえると、また違う世界。
楽しい世界がみえてきます。

輪郭がはっきりすると、
目に見えるモノがはっきりする、
というよりも、
目に見えないコトが浮かび上がって
感じ取りやすくような語感があります。

そしてこう続きます。

初めて書いた原稿への
編集長からのダメ出しー。

「写真で見えることは書かなくていい。
見えないことを書いてください」

そういえば、
noteにかくことって、
目には見えないこと、
が多い気がしてきます。

私は「いい文章を書く」ために、
書いているのではない、ということ。

「書く」という作業を通して、
見えないものに輪郭をつけていく作業が
ワクワクと楽しい!

いい文章を書くためではない。

あ、

いい文章を書こうとしてたな、じぶん。

「輪郭をつける作業」

誰かに届けるためであり、
じぶんのためでもある。

そこに、ワクワクしてたんだなあ
じぶん。

そんな気づきをいただいた一冊。

続きが楽しみです。

今日もお読みいただきありがとうございます

写真は、先週末のJリーグ観戦の
帰り道。

昼間には気づかない

観覧車の、箱の輪郭。
支える柱の太さや細さ。

モノレールの窓。
レールのカーブの曲線美。


昨日の投稿には、コメントをいただいて
とても嬉しかったです。

「詩的」

という言葉をいただいて、

自分を形成する輪郭が浮かび上がりました。
自分では気付けない輪郭。

コメント、いただけると嬉しいです。
じぶんも、コメントには勇気がいりますが
がんばってかいてみます!

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