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「もしもnoteが無くなったら」〜ドラえもん新作映画が教えてくれた文字。


「もしも音楽がなくなったら」

という普段考えもしない壮大なテーマ。



『ドラえもん のび太の地球協奏曲』

でした。
(※ネタバレの感想はかいていません)


音楽の授業で、リコーダーがひとりうまく
吹けないのび太が、
「きょうわ音楽がなかった」
「たのしかったです」

から始まる物語。


世の中から「音楽」がなくなると、
どうなるかー。

自分はどんな状況になるかな?と考えてみると

・毎朝の出勤前、勤務後の帰り道でFM802をきいて、気持ちをアゲたりシズめたりしてるのができない
→イライラがたまりそう

・無音の世界(音のない飲食店、スーパー)
→張り詰めた緊張感、恐怖
→会話の弾まなさ、買い物が作業になりそう


「音楽」って、
小学生のときに授業で習うときは
意識していたけど、

大人になるとあまり意識しなくなります。

日常の音(楽)が、
まるで息をするように当たり前過ぎて、
そのありがたみや価値を忘れてました。


それは、
アーティストや
演奏家の方の、さらに
「お金を払ってでも身近におきたい」
付加価値の高い音楽もそうで。

もしも、
「楽器がなくなったら」ではなく、

そもそも、
音楽名が無くなったら、
という根源的な問いー。
壮大なテーマ。


置き換えると、

「もしもnoteがこの世からなくなったら」

まだ始めて79日の連続投稿ですが、
それでも、ここに自分の居場所を感じ、
求めている私にとっては、なくてはならない
存在であることを思います。

同時に、
この
「noteがなくなったら」という
絞った問いであれば
代替する手段は、あるのかもしれません。

新たななにかを生み出すにはー。

根源的な問いで言えばー。


「もしも、
世の中から「文字」がなくなったら」

そこにはどんな世界が広がるんだろう。
いや、狭まるんだろう。

・人と人のコミュニケーションは
 口頭だけになる
→記録にのこらず、今、そして未来の人への
 伝播スピード、時間的にも空間的にも
 圧倒的に遅くなる
→推敲しづらくなる。
 より深く考え、より深く価値あるものを
 創造しづらくなる。

そんなことに留まらない、
困ることがいっぱい。

文字ー。

人になにかを伝えるための根源的な欲求を
満たす、世紀の発明に思えてきます。

発明してくれた人、ありがとう。


歴史の教科書
国語の授業で、

「文字の発明」は習ったずですが、

そのことの意味の解像度、手触り感、
輪郭はまったくちがったものに
見えてきます。

ドラえもんの映画が教えてくれたこと。

ドラえもん、のび太、ありがとう。


音楽
文字
感謝。


きょうもこうして文字に音を乗せるように
残し届けられること、
そして文字だからこそお読みいただけることを
うれしく、ありがとうございます。

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映画を見れる場所をつくってくれて、
ありがとう。
家で1人で見るのと違った
体験が、たくさんの方と見る中で
感じる感嘆の声が、臨場感と印象を
変えてくれます。

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