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『ルパン三世 〜お宝返却大作戦!!〜』

監督  川越淳
脚本  柏原寛司
音楽 大野雄二
原作 モンキー・パンチ

製作陣に、かなりのマニアがいた!?

出だしから、「お?何だか、ちょっと雰囲気がシャレた感じだなぁ」と思い
特に、次元の渋さと男の色気と、動作と、、、銃!!

!!なんぞ、なんかこの銃撃戦…かなり力入ってないかい!!??

これほどまでに、銃撃戦をカッコよく表現した回があったかな…
というか、登場する銃の種類よ!
映像に出る度に、すごく凝った感のある演出をして銃と戦闘シーンを魅せる。
これはちょっと、自分の中では観たことない感じでゾクゾクした。

なんせ、次元好きですからね。
いつもカッコ渋&おちゃめな次元の、” カッコ渋 “が もう最大限!と感じた。
(製作陣等のスタッフには詳しくないので、そこはすみません(~_~;)

ど定番のOP神曲

そして、ルパン三世アニメといえば、自分の中では音楽!
もう歴代群を抜いて、オープニング曲は神曲だと思ってる。
ただ、OPだけじゃないんですよね。
とにかく、ルパン三世で流れる大野雄二さんが手掛けた曲が好み過ぎる。

今回は、007を思わせる様な曲が何度か流れていて、これまたこの回の渋さにマッチしたカッコいい曲となっていて、よかった。
ラストのフワッフワのフランス語?ED曲「le soleil d'or~ル・ソレイユ・ドール~」もよかった。

大野雄二さんの、JAZZYでカッコよくて色気があり渋くて可愛さも兼ね備えた曲は、まさにアニメルパンにピッタリ!!

新旧の絡み

銭形警部役の納谷悟朗さんと、現担当の山寺宏一さん演ずるラッツとの絡み。
鑑賞していてこういう場面に出くわすと、テンションが少々上がる↑
ただただ、何だか嬉しくなる一瞬。

ほんと、すごいですね。声優さんて。
今回は、栗田貫一さんのルパンも、ちょっと冒頭から『神憑っていた』感。
スタートして「あれ?映像新しいよね?山田康雄さんじゃないよね…」と、思ってしまった自分。

山田康雄さんは大好きな声優さんです。
ルパンはもちろん、自分の中では『ダーティーハリー』のキャラハン役のイーストウッドの吹替は、もうたまらんのですよ。

ただ、栗田貫一さんは凄くて素晴らしくて、感謝している声優さんです。
栗田さんが山田康雄さんのルパンのモノマネをしてくれていたからこそ、今のルパンがあり、自分がずっと大好きな『アニメルパン三世』を楽しめている。
これからも、更に栗田さんのルパンで楽しませてほしいです!

色んな面白要素

結構多いよね…長編ルパンアニメに、歴史上の人物や時事等を入れ込んで作られるストーリー。
こういった時事的な話や歴史上の人物登場する内容も、好み。

サグラダ・ファミリアは聞いたことあっても詳細を知らんので、これ観てたら本当にそうなんじゃないか?そういう都市伝説的な言われでもあるんか?本当にこうなったりして、、、とか、色々思えて楽しかった。

返却大作戦もアニメならではの面白さ。
もう、ゴンドラも車もその他諸々、全部キズだらけじゃないかwの連続。

(ちょっと一言。)
(↓大きなネタバレ感はないと思うけど、ラストについて語ってます)

五エ門と不二子

今回の五エ門は、女性に騙されるとかじゃなくてホッとした。
やはり、ピンク色よりこの色がいい(着物)
そして、イカす台詞発見。( 敵討ち相手の女性の発言に対する返答 )

「右手でも、負ける時は負ける」

ほう、と思った瞬間。
五エ門の時々発する、ボソッという一言結構ツボることある。

そして、大好き不二子ちゃん。
今回は、絵的にもいい感じに自分好みだったのだけど、、、残念。
ラストのラストで、いつもの不二子感が薄れてしまった感じに少々ガッカリ。

どんな事があっても、不二子以外の三人が情に厚くて優しさ醸し出してても!
不二子ちゃんには『お金大好き❤︎お宝最優先!』を貫いて欲しかった。

毎回、その 情薄感バシバシ放って去る不二子 に安心して終了〜となるのだけど、今回はラストで優しい不二子が現れ、拍子抜け。
現れたというよりは、そう表現した?と言った方がいいのか…ただ、自分的には残念な結果となった。

多少ラスト不二子には違う意味でスカされましたが、冒頭に書いた事が上回っていたので、楽しめたし面白かったです!!


ご興味があれば、是非鑑賞してみてください。

では。

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