見出し画像

梅仕事(2021+2022)

2021 10年もの

2021年は、梅を収穫したものの梅干し作りにはチャレンジせず。
『梅シロップ』を製作。
自作しなかった理由は、母が漬けた『梅干し』が1瓶あったため。
実家の片付けをしている時に、2瓶発見。
1瓶は父が食しかけで既に開封済みだったのもあり、カビがでていたのでやむなく廃棄。
残りの1瓶は未開封だったおかげもあり、問題なさそう・・・

が、瓶の外側に貼り付けてあったメモには”H25.8?”だったかな??
もう詳細な年月日は忘れてしまったけど、確か10年以上前の記載あり。

(う~~ん、中身は問題ない様だし、匂いも梅干しの香り、カビ臭くはない、、、見た目も問題なさそうだけど、、、大丈夫だろうか、、、)

かなり不安になり隣家のおばちゃんに相談してみると、
「大丈夫で、カビてないなら10年経ってても食べられる」
とお墨付きをいただき、一安心。

一応その後、『母漬け梅干し』の保存に気を付けながら、完食。
夏の暑い日の作業後には、本当に助かった~
おにぎりに混ぜたり(自分は真ん中入れタイプではなく、種ごと実を入れ潰してご飯と混ぜて海苔巻きにするタイプ)、みそ汁に丸々1個入れたり、炒め物・煮物に入れたりして堪能。

なので、2021年は『母漬け梅干し』のお陰でそれまで以上に『梅干し』の凄さを実感した年となったのでした。
そして、夏には『梅干し』必須!と思う様に。

ちなみに、『梅シロップ』も必須!!
これまた作業前にキンキンに凍った『梅ジュース』(シロップを水で割ったもの)を冷凍庫から出しておき、休憩中に半溶けシャーベット状になったジュースを「シャリゴク」するのが、たまらん(> <)
炭酸でも割ってみたが日頃から水派でほぼ炭酸を飲むことのない自分にとっては、水より「美味しい」という感想には至らんかった。

2022 初梅干し作り

とうとう『母漬け梅干し』もなくなってしまい、チャレンジせざるを得ない状況にw
一応梅の木はあるものの手入れをしていたわけでもなく、どちらかというと前年の梅収穫時に収穫のし辛さもあり、結構枝を切っていたので収量も減。
こちらも、剪定をきちんと考えてしないといけないなと実感。

収穫後、思う。
(これだけだと、梅干しだけしか作れないな…シロップ飲めないのも嫌だな…半々作っても、それだと夏越せないな、きっと、、、う~~ん)
困るし、悩む。

が、救世主現る!
同じ【ししとう栽培】仲間の方からご連絡あり。
「梅いるなら自分は食べないからあげるよ!もう落ち始めてるけど」
と。
なんと、有り難い!!即「YES!!」の返事。
結構、多量に持って来てくれて大助かり(^^♪
深キズ有りや腐敗分を除いても、充分なほどの量。
これなら、『梅干し』も『梅シロップ』も作れる、と感謝!

【梅干し作り】
=漬け作業=
 洗浄、ヘタ取り
 乾燥(この年はカゴ干し、ペーパーで拭くでも良い様子)
 瓶消毒(ホワイトリカー使用)
 瓶へ 梅・塩交互入れ(梅 ホワイトリカーへ通す、梅酢でもOK)
 (重石してもしなくてもOK→そんな変わらんかった)
 瓶底に塩が溜まるので、瓶振りで混ぜ混ぜ
 きちんと”梅酢”が上ってくれば、成功!
 ↓ 梅酢が上がり2週間程してから、、、
 ↓
=シソ追加=
 シソはよく洗浄し、葉を丁寧に取る(完成された購入品でもOK)
 できれば、天日干しでよく乾燥
 塩もみし灰汁抜き (出た灰汁は捨てる)
 泡が出なくなるまで灰汁抜きしたら、梅瓶へ追加
 ↓ 梅雨が明けたら”土用の丑の日”前後に、、、
 ↓
=天日干し=
 梅をできれば2~3日天日干し
 (シソも干して、その後は”ふりかけ”に加工も!)
 梅酢も1日天日干し
 ↓ 天日干しが完了したら、、、
 ↓
 再度、瓶内へ (すぐ食してもいいが、しばし漬込こんでからがgoodとな)

ざっと、自分が製作した方法。
ただ、ここでも”塩”の失敗あり。。。
”粗塩”のところを”食塩”使用して、かなり辛めに仕上がった(^-^;
でも、夏場はかなり汗かくし、みそ汁に投入して食すし、良しとした。

梅干しに使えない梅は『梅ジャム』用へ

そして、更なる失敗が”梅酢”の天日干し後の対応。
本当はきちんと冷ましてから干した梅を”梅酢”に再投入するんだけど、忙しかったり時間なかったり疲れてたりで、慌てて瓶へ梅戻し。
その時、『ちょっと”梅酢”まだ生暖かいけど…ま、いっか、大丈夫だよね』と、半ば自分に言い聞かせる様に梅を入れた。

自然に生えた赤紫蘇が足りず、塩漬け購入
が、それでも不足気味感あり

結果、10月下旬、、、
『あれ?何か瓶内の”梅酢”糸引いてない??』
となり、晴天の日に再度梅の天日干し。
そして、もったいないけど”梅酢”は廃棄。
それもこれも、7月の天日干し時の怠慢が原因。
ま、あの時、こうなるであろう事は予想できていたけど、時間と疲労に押され僅かな望みを託し、押し切った自分のせいなのは十分承知。
そうなんですよね、〈 手を抜けばいずれ返ってくる、倍となり 〉
常に教訓なんだけど、どうしてもその時の状況・状態・感情で判断しがち…

でも、再天日干しのお陰で「梅干し」自体はその後問題なく完食。
一応、アフターケアというかフォローがきちんとできれば良し!
このフォローというかカバーを怠ると、もうどうしょうもないけどね。
今後の【梅干し作り】での、いい勉強になった。

『梅ジャム』多少酸っぱいけど、クセになる味だった😆

さらなる、加工品

「梅干し」も加工品といえば、加工品。
もちろん、2022年も「梅シロップ」は製作。
その「梅干し」と「梅シロップ」から作れる、更なる 加工品。
自分が、2022年に製作した加工品たちがこちら。↓↓

冷蔵庫から出した後で水滴ついてて見づらっ(左がふりかけ)

まっさか、ふりかけの” ゆかり ”が自分で作る事が出来るなんて…と、感動!
天日干し完了後の「梅干し」は大瓶2個あったので、1瓶は小分けにし冷蔵へ。
1瓶は、毎日食すのでそのまま日の当たらない常温保存。
(↑ この常温保存瓶が、後に”糸引き”現象を起こすことに…)
「ゆかり」ふりかけは、朝昼食おにぎりを作る度に使用したので、あっという間になくなったのが残念。

そして、冷蔵保存「梅干し」の”梅酢”を利用して製作した「紅ショウガ」
これにも、感動!
「紅ショウガ」を作る事ができると知って完成したこともそうだけど、何よりも簡単な事。
だって、新生姜を切って”梅酢”に漬けるだけなんだもん。
食しても、『うん!紅ショウガだ!!』と、改めて感動。

まさか「紅生姜」を作る日が来るなんて…

この「紅ショウガ」を何に使いたかったかって…それは” お好み焼き ”
”たこ焼き”好きなんだけど型持ってないし、同じ粉モンなら”お好み焼き”っしょって事で、製作。(画像撮ってないけど…)
美味しかったけど、やっぱりお店の方が美味しいかな?と思った。

そして、番外編。
「梅干し」や「梅シロップ」は使用していないけど、「赤しそ」を使用したものがある。
それが、、、『赤しそジュース』(画像無し)
そして、、、不味かった_| ̄|○)))
おそらく、自分の作り方や分量の問題だと思うけど、、、不味かった。
夏場、オススメのように(いや、自分が検索したからだけど)多量にあった『赤しそジュース』の作り方。
どれも美味しそうで涼やかで爽やかな印象を受けた『赤しそジュース』
、、、自分が製作したのは本当に不味かったw(笑える?いや、笑えない程😑)

んで、2Lのペットボトル1本と少々が完成していた。
「・・・(-ω-;)ウーン、どうするよ、これ」
もったいない星人の自分には、はい、廃棄~なんてできない。
考えた。
結果、、、「ジャムに使用しよう!!」
という考えに辿り着いた。
果物と合わせれば、元々多量に砂糖も入っているからこれ以上砂糖を入れずとも、果物だけの甘さで充分なはず。
更には、ジャムとして煮詰めれば元のジュースの嵩も減るではないか!
我ながら、Goodアイデア!!

このジャムは、自作ケーキやお菓子に頻繁に使用

りんごとのコラボで完成した『りんご赤しそジャム』
激うま!!とまではいかなかったけど、まぁ、ジュースよりは断然いい。
そして、ジャムなので、パンやヨーグルトやケーキなんぞと一緒にいい感じに食せたのも◎
ジュースを無駄にすることなく、全て使用し終わり完食。
ジュースは失敗したけど、ジャムは成功したと思っているので良し!

今後『赤しそジュース』をまた作るか?と言われたら、即答はできないけど…いつか、またチャレンジしてみるかも。

2021~2022年の” 梅仕事 ”のお話はここまで。
梅には大変お世話になりましたし、これからもよろしく!の食材です!

それでは、また!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?