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26歳の海外移住挑戦記 後編

こんにちは、kちゃんです。
こちらは前編の続きです。読みに来てくださった方、ありがとうございます。

私が海外に移住しようと決意するまでの経緯 後編


性格が明るくなったフィリピン留学

元々退職した春から彼氏と静岡県で同棲を始める予定でした。メンタルが安定せず4月になっても毎日泣いていましたが、環境を変えないとと思い、当初の予定通り静岡県で同棲を始めました。

ニートでメンタルブレイクしている私はこれからどうしようかなと悩んでいました。しばらく趣味という趣味がなかったので好きなことや夢を忘れて生きる希望が全くありませんでした。そんな時に、そういえば海外旅行が好きだったなぁとふと思い、旅行もいいけれど、旅行するより何か身になることをしたいなと思い、海外留学を思いつきました。思いついてからは早いです。すぐにいくつかの留学エージェントのカウンセリングに行き、一週間後には、いつどこに留学するのかを決め、語学学校の支払いを全て済ませていた気がします。(※エージェントや留学をフィリピンに決めた理由など詳細はまた別の記事に書きます。)

何かやらないと、現状を変えないとという気持ちでいっぱいですぐに飛び立つ留学日程で組みました。同棲を始めたばかりで彼氏には申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、その当時の私は他に思いつく現実逃避がなかったのです。
しかし、留学目的が明確ではなく安易に決めてしまったため、いざ留学直前になると留学に行きたくないだの毎日泣いて後悔していたのを覚えています。

実際フィリピンにつくと、英語環境で生きていくために必死に勉強しお互いに理解しようとしたり、友達を作るのに一生懸命になったり、「今」を生きることに精一杯になっていたためあっという間に時間は過ぎていきました。フィリピン人の先生たちは本当に楽観的でゆるく生きていました。よく笑って歌って踊って。そんな先生たちや意欲的に生きる仲間たちに刺激され、私も徐々に明るくなっていきました。英語はもちろん好きになったし、国際交流の楽しさを知ったと同時に、様々な国籍、年齢層の人と語る機会があったので、色々な考え方、生き方があると視野がパッと広がりました。こころの薬を持って行ったけれど、内服せずに過ごせました。私にとってフィリピン留学が一番の薬で、本当に行ってよかったです。

決めた!オーストラリアのワーホリにいく

2ヶ月のフィリピン留学から帰って、何も決めていなかった私はこれからどうしようかなと考えていました。少しエネルギーが戻っていた私はまた看護師やろうかなと思い、派遣看護師に登録しました。結局、看護師をやっている自分は好きなのです。しばらく英語の勉強をしながら派遣看護師をやっていましたが、私は悶々としていました。私は20代で結婚、出産をし、家族と日本で根を張って生きていくのだと当たり前に思っていたけれど、10代から夢に見ていた『人道支援に携わる国際看護師』という生き方を本当に目指してみてもいいのではないかと思い始めました。また、留学を通して海外に住むという経験が身近になったからこそ、もっと色々な海外に住んでみたいと思うようになりました。

所詮一回挫折した私の看護師人生。誰の役にも立たないかもしれないし、自己満足のためかもしれないけれど、『海外で看護師になり、いずれかは人道支援に携わる』というビッグな夢を追いかけてみてもいいのでは。夢破れたってそれはそれ。挑戦しないで現状維持の方が生きる意味を見失うリスクがあるとさえ思いました。

どこで看護師になりたいかと考えた時、オーストラリアで日本人看護師が多く活躍しているのを見つけました。英語力を向上させることができる国であるし、看護師になれれば人道支援に携る余裕ができる雇用基準、給料であることから、オーストラリアのビザを取り、オーストラリアのワーホリ制度を活用しながら看護師の道に目指す方法を取ることにしました。今オーストラリアのワーホリは過酷らしいですが、覚悟の上です。2024年2月に渡航予定です。

彼や家族を悲しませるかもしれない。
日本の友達を多く失うかもしれない。
高い英語の壁や時間的リミットでオーストラリアで看護師になれないかもしれない。
永住権が取れずに夢半ばで諦めることになるかもしれない。
金銭的に諦めなければいけなくなるかもしれない。
私が思い描く未来とは程遠い未来かもしれない。

今でも色々不安ですし、ワクワクよりも怖いです。年齢とともに守るものが増えたからでしょうか。
全ての人から私の選択を応援してもらえるとは全く思っていません。自分勝手で行き当たりばったりで、もし私のような選択をしている友人がいたらきっと私は辞めなよって言っちゃいます。
自分の選んだ道が正解かは分かりませんが、自分で正解にするしかないと思います。

今は派遣看護師の傍ら、少しでも金銭的な不安を減らすために、同じ志の人と繋がるために色々発信活動をしていますが、まだまだ始めたばかりで全く未知数です。これもやりたいことの一つなので頑張りたいなと思います。

このnoteでは、その時に思う心の内を書き留めておきたいなと思います。数ヶ月後、数年後の私は国際看護師ではなく違った夢を追いかけているかもしれないですが、それはそれ。新しいやりたいことが見つかり頑張っているならそれでいいと思います。今の気持ちはこんなところです。

最後まで拙い文章を読んでいただきありがとうございます。
これからも読んでいただけると嬉しいです。

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