キッチン整理(シンク周辺)その2
こんにちは。福岡県北九州市の整理収納アドバイザーいしさこ ゆいです。
月のリズムに合わせてお家の中を整理しています。
昨日の投稿では、シンク周辺の整理について投稿しました。
昨日の投稿はこちら。
シンク周辺の整理を行い、すべての要・不要の判断が終了したら、元に戻していきますが、整理したモノたちを元に戻すときのポイントをご紹介します。
モノをグループに分ける
元に戻す前に、用途や頻度別にモノをグループ分けします。
例えば、
・乾物系(開封済み、未開封で分けてもよし)
・調味料系
などの用途別にグループ分けしてもいいですし、
・ごはんやパンのお供系
・味付け系(調理の仕上げでよく使用するモノ)
など、ある程度同じタイミングで使用するモノたちで分けるのもいいです。
気をつけるポイントとしては程よく分けるということです。
大まかすぎると、量が多すぎて使いたいときに使いたいものが取り出しにくくなっている可能性もあります。また、分け方が細かすぎても、新しいモノが入ってきたときに、どこに仕舞えばいいのか分からなくなり、ちょい置きの原因となるため、モノが増える原因となることもあります。
ご家庭ごとの収納スペーや、実際の日常生活で現状どのように分けると自分にとって都合がいいかで考えてみてください。
作業動線を考えながら元に戻していく
グループ分けが完了したら、収納スペースに戻していきますが、
実際に自分が家事をするときのことを考えて仮置きでもいいので、自分が使いやすい(と予測できる)場所にモノの住所を与えてあげましょう。
どこに戻すかのポイントとしては、
ゴールデンゾーンを意識する。
ゴールデンゾーンとは、立った状態でモノの出し入れができる「腰~目線の位置」を指します。
キッチンを一番使う人にとって、取り出しやすい場所に使用頻度の高いモノを置いてみましょう。
重すぎるものは上に置かない
調理器具などで、重さのあるものは上段に置いてしまうと、取り出すためのアクションが多くなりますし、場所が変わっただけで使わなくなった、ということもあるため、ある程度の使用頻度がある重たいモノは、下の段におくといいです。
実際の改善例
我が家の食器の置き場所を例にとってみます。
我が家はスペース的に、キッチンと食器棚の間に冷蔵庫があり、料理中にお皿を取るために食器棚に行くというアクションが必ず必要でした。
広い家ではないし、気にするほどではないかもしれませんが、それがプチストレスでした。どうせならキッチンと食器棚を行ったり来たりせずに食事を完成させたいと思っていたんです。
今回、キッチン周辺のモノを全部出してみて、グループ分けして、配置を変えた結果、今まで別のモノを置いていた場所に高頻度で利用する食器を移動させることができました。
料理が完成したら、動かずに食器を取り出してそのまま盛り付けできるため、作業効率が上がっています。
毎日使う場所だからこそ、使いやすく
月のリズムに合わせて取り組んだキッチン周辺の整理でしたが、
毎日使う場所なのに、気づいたらモノが増えていたり、使わないモノがいつも目に付く場所にあったりと、よく観察してみると、使い勝手が悪くなっていることはあります。
定期的なモノの見直しは、日々の生活のゆとりに繋がりますね。
お片付けの参考になると嬉しいです。
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