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コントラクトブリッジに関するネットユーザーのニーズに対する考察〜自分のnoteの記事に対する反響から

このnoteを始めて2年が経とうとしていますが、2年目は1年目よりもコンスタントに記事の投稿ができたと思っています。それを振り返るべく、どういった記事に反響があったのかを検証したいと思います。

noteでは「ダッシュボード」という機能で記事ごとのビュー数を確認できます。といっても、これは記事が読まれた回数ではなく「記事ページと記事がタイムラインなどに表示された回数の合計」ということなので信憑性のない数値(ページビューと記事リンクの表示回数は別にして欲しい)ではありますが、これと「スキ」をいただいた数などを見ながら、当方の独断と偏見でこの1年ほどの自分のnoteの分析をしていこうと思います。

noteでよく表示されているのはオンラインブリッジ・ゲームアプリの記事

2年目に最もよく表示された記事は「ブリッジを無料で学べるスマホアプリ「Tricky Bridge」が面白い! 最速レビュー!」という記事でした。当方オススメのブリッジアプリ「Tricky Bridge」がリリースされた直後に書いたものです。
実は、1年目にビュー数が最も多かったのは「ダウンロード無料のブリッジApp BridgeBase & Funbridgeをやってみた」という記事であり、当初からこの記事ばかりビュー数が増えていたのですが、こちらの記事の情報が古くなったので記事を非公開にしたところ、「「Tricky Bridge」が面白い!」の記事のビュー数がやたら伸びるようになりました。
どうやらnoteの仕様的に特定の記事ばかりをリコメンドする傾向があるようなのですが、その後に書いたゲームアプリ関係の記事もビュー数が多い傾向にあるので、オンラインブリッジやゲームアプリを紹介する記事には一定のニーズがあると考えられます。

※ちなみに、「Tricky Bridge」の紹介記事は今年に入って書き直していますので、気になった方はこちらを参照してください。

コントラクトブリッジの「書籍」を探している人が多い?

ゲームアプリ関係の記事以外で一番反響があったのは「日本語で書かれたコントラクトブリッジの書籍やテキストあれこれ」という記事です。

これは当方が古書店や図書館で探したブリッジ教本をひたすら紹介しただけの記事ですが、他の記事よりも注目されていたようで自分でもビックリしました。なにせ、いろいろな情報源をあたって調べて時間をかけて書いた他の記事より既存の出版物をリストアップしただけの記事の方が好評なんですからね…(トホホ)
それにしても、デジタル全盛の時代にあっても「書籍」を探している人が多いという事実が分かり、目から鱗が落ちる思いです。

コントラクトブリッジを知らなくても読めるトランプカードの記事の受けがいい

ゲームアプリ・書籍以外でリアクションが良かったのはトランプカード関連の記事でした。

これらの記事を書いた2021年の夏頃はコロナの状況も先行き不透明で、オリンピックはやっていたものの「楽しい夏休み!」という雰囲気ではなかったので、ちょっとしたバカンス気分を出そうと努力して記事を書いた覚えがあります。
また、この頃は当方が他の方のnoteをいろいろ拝見していた時期でもあったのでお返しで「スキ」をいただいたところもあるのですが、やはり直接的にコントラクトブリッジを取り上げていない記事ということで、ブリッジを知らない方にも読んでもらいやすかったのかもしれません。

noteは特に顕著だと思いますが、SNSは「共感」のツールであり「共感できる=いいね!」の世界です。逆を言えば、「みんなが知らないもの、わからないもの」には注目してもらいづらいツールなので、マイナーゲームのブリッジで「いいね!」を集めるのは大変なんだな、と改めて感じています。
とはいえ、「トランプカード遊び」の文化自体が廃れている中でこうした記事にリアクションがあることには、まだ救いがあるかなとも思っています。

ブリッジの歴史や文学・アート紹介の記事は伸びが弱い…

これは1年目の時からそうですが、ブリッジの歴史を調べた記事やブリッジが登場する文学作品・芸術作品の紹介記事はビュー数が伸びづらい傾向にあります。
ブリッジの歴史系の記事に関しては、そもそもブリッジ自体が知られていないのにその歴史に興味を持つ方もいないでしょうから、仕方ないかなと思います。一方で、文学・アート系の記事に関しては、テーブルゲーム愛好者以外でブリッジに興味を持ってくれそうな人にアプローチしたいという気持ちもあって記事を書いているので、もうちょっとテコ入れしたいなぁと思っています。
幸いなことに、今年に入ってから書いたノーマン・ロックウェルの記事やブリッジ博物館の記事は比較的よく見られているようなので、今後も面白そうなテーマを探していきたいと思います。


まとめ

・コントラクトブリッジを知っている人はゲームアプリや書籍の情報を探している
・コントラクトブリッジを知らない人にブリッジの知識が必要な記事を読んでもらうことは難しい

今回の検証を踏まえて考えると、まず、ネットでわざわざコントラクトブリッジを検索する人は「ブリッジで遊びたいけど周囲にブリッジを知っている人がいない→1人でもブリッジを学べるアプリや書籍を探す」という行動パターンがあると推測されます。そして、ブリッジを知らない人に当方が書いているような記事をいきなり見せてもブリッジを知るきっかけにはなりづらい、という期待はずれな結果が出ていると考えます。こうしたことより、テーブルゲーム愛好者以外の人たちにどう関心を向けてもらうかが課題かなと個人的には思っています。

3年目は記事の更新ペースが落ちてしまうかもしれないですが、2年目の状況を踏まえてコントラクトブリッジに注目してもらえるような記事執筆を目指していきたいと思います。引き続きよろしくお願いしますーではー。

サポートはコントラクトブリッジに関する記事執筆のための調査費用、コーヒー代として活用させていただきますー。