マガジンのカバー画像

設計のマニアックな話?

16
さすがにマニアックすぎて、ご覧になってもチンプンカンプンだと思います。なお、内容は個人的感想ですので、お仕事の参考にはなさらないでくださいね。
運営しているクリエイター

2024年6月の記事一覧

メモ 時の流れと地盤種別

メモ 時の流れと地盤種別

道路橋示方書などでの地盤種別の区分をざっと見ながらメモ

着目点
・地盤種別の区分(数)
・地盤の固有値の算定〜N値の要否

S31,S39 鋼道路橋設計示方書
 地域を3つに、地盤を3つに区分して、それぞれに設計水平震度を設定。数値に幅あり。
 →当時の資料がないと実際に使った数値はわからない

S47 道路橋耐震設計指針・同解説
 1~4種地盤
 地盤別補正係数 1種 0.9, 2種 1.0,

もっとみる
静岡県 駒場橋 連続曲線コンクリート橋の耐震補強を拝見(県道85号 三ケ日インター線)

静岡県 駒場橋 連続曲線コンクリート橋の耐震補強を拝見(県道85号 三ケ日インター線)

 情報を調べ切れていないのですが、RC橋かな。
 道路の曲線部に差し掛かると、その先の上部工の状態が見えることがあります。そして、ときどき「えっ?」と思うような光景に出会います。駒場橋もその一つで、写真のような下部工ブラケットが目に入ってきました。

 おそらくは横変位拘束構造で、鋼製ブラケットで受け止めるタイプではないかと思います。(水平力分担構造なのか、横変位拘束構造なのか、いささかモヤモヤ状

もっとみる
岐阜県 小森橋の下部工ブラケット 平面 vs 曲面

岐阜県 小森橋の下部工ブラケット 平面 vs 曲面

 橋脚の小判型(分野によってはレーストラック型と呼ぶものの、建設分野では聞かないかな)のものがあり、耐震補強設計となると、「どうやってアンカーボルトを突っ込めばいいんじゃ!」と叫ぶとか、叫ばないとか。
 意匠としても小判型の橋脚はきれいだと思いますが、落橋防止システムの設計となればどのようにデバイスを取り付けるのか?どのように衝突させるのか?は悩むところです。
 小森橋は中央道をまたぐ橋で、中津川

もっとみる