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逍遥軒(技術士 建設部門)のみちくさ紀行
2024年5月20日 06:24
四徳大橋は中央道松川インターチェンジから大鹿村に向かう県道59号線の橋で、支間長150mのトラスドランガー橋です。美しい秘境の村として知られる大鹿村へのアクセス道路に架かっています。そして近年の中央新幹線の工事にともない道路も整備されている路線のようです。 さて四徳大橋で特徴的に感じたのは、吊材に巻き付けられたワイヤです。大鹿村や中川村は長野県の標高が少し高くなる地域ではありますが、雪対策なら
2024年8月29日 06:44
トラスやアーチの耐震補強で動的解析の方が難儀するのが橋軸直角方向の対策や・・・・となります。 地域の方が利用されるような生活道路でも、山間部となるとトラスやアーチとなる場合がそれなりにありそうです。今回のテーマとは外れますが、市町村内の地区をつなぐ実質1車線幅のπラーメン橋を拝見したことがありました。全幅員が狭い→主構間隔が狭い→それなりに高さがある→橋軸直角方向の踏ん張りが効かない?といった
2024年6月16日 15:27
国道152号は分断国道としても知られており、いわゆる酷道でもあります。酷いかどうかは別として、1車線の山道をしばらく走れるので、新緑や紅葉の時期は景色が楽しめます。 三峰川橋(みぶがわばし)は伊那市(旧長谷村)にあり、橋の名前の通り、三峰川を渡っています。この橋のたもとから南アルプススーパー林道が東へと伸びています。形式は下路式トラスドランガーです。 リベット接合の部材添接部もあり、どのよ